1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

エアバス・ヘリコプターズ、珠海市横琴区で中国本部を開業(中国、フランス)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年11月21日 0時30分

中国の横琴広東省・マカオ深度合作区のウェブサイトによると、欧州航空機大手エアバス・ヘリコプターズの中国本部が11月12日、珠海市の横琴広東省・マカオ深度合作区内で開業した。エアバス・ヘリコプターズ中国本部は民用ヘリコプター分野で、ヘリコプターと航空材料の販売、パイロット訓練、航空業務訓練、メンテナンスと技術支援、サービス業務を展開する。

エアバス・ヘリコプターズのオリビエ・ミシャロングローバル事業執行副総裁は開業式で、「広東省は低空経済の発展を推進しており、中でも広東省・香港・マカオグレーターベイエリア(粤港澳大湾区)の潜在成長力は非常に大きい。粤港澳大湾区では今後15年間で100~200機の民用ヘリコプターが新たに投入されると予測されている」と述べた。

エアバス・ヘリコプターズ中国本部のコリン・ジェームズ取締役社長は「将来、中国は航空、輸送、観光、緊急医療サービス、捜索と救援、その他の公共サービスなどの分野で、市場がさらに成長するだろう」と述べ、「今回の中国本部の開業はエアバス・ヘリコプターズ発展に重要なマイルストーンであり、中国事業を開拓する上での重要な戦略の1つでもある」と表明した。

また、エアバス・ヘリコプターズは同日、珠海市で開催した第15回中国国際航空航天博覧会で、中国南方航空子会社で民用ヘリコプター運行サービス業務を展開する南航通用航空股份(南航通航)、航空機リース会社の天合国際融資租賃(天合国際)と、自社製「H175」ヘリコプターの受注とリース意向書に署名した。また、南航通航とは「H175」ヘリコプター2機の購入契約を締結した。それぞれ2025年と2026年に納入され、海上石油と天然ガスの探査と採掘に使用される予定だ。

さらに、南航通航と天合国際は「H175」ヘリコプター6機のリース意向書に署名した。この6機も海上エネルギー分野で使用する計画だ。南航通航と天合国際のリース契約締結後、天合国際はエアバス・ヘリコプターズから「H175」ヘリコプター6機を新たに購入する予定だ。

(梁梓園)

(中国、フランス)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください