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「アジアベルリンサミット」開催、ベルリンとアジアのスタートアップ・エコシステムが積極的に交流(ドイツ)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年12月12日 1時15分

ベルリンとアジアのスタートアップ・エコシステムをつなぐイベント「アジアベルリンサミット2024」が、112529日にドイツのベルリンで開催された。

112526日には、ベルリンの赤の市庁舎でメインイベントが開催され、主催者によると、2日間の来場者は約1,050人で過去最大規模になった。

開会式には、フランツィスカ・ギファイ・ベルリン州副首相兼経済・エネルギー・公共企業担当が登壇。同イベントにあわせて、インドネシアや中国などアジア各国から合計15の使節団がベルリンに来ていることを紹介したほか、米国やロシアに依存せず、ドイツ・ベルリンとアジア各国とでウインウイン(Win-Win)の関係をさらに構築していきたいと述べた。このほか、小池百合子・東京都知事が開催を記念してビデオメッセージを送り、持続可能な社会を実現するための国際イベント「SusHi Tech Tokyo」のPRをするとともに、友好都市提携30周年を迎えた東京・ベルリン間でスタートアップを一緒に盛り上げようと訴えた。

写真 開会式の様子(Asia Berlin Forum提供)

開会式の様子(Asia Berlin Forum提供)

今回の重点トピックは、「ヘルステック・バイオテック」「フィンテック・インシュアテック(InsurTech、デジタル技術を利用した保険分野のサービス)」「グリーンテック・エネルギー」「AI(人工知能)・量子」「モビリティ・交通」の5点。各分野を牽引する起業家などが招かれ、多くのパネルディスカッションが行われた。会場内には、エコシステムビルダーのブースが設けられ、ジェトロも出展。また、アジア発スタートアップの出展エリアもあり、各国のスタートアップと接点を持てる工夫がなされていた。

写真 アジア発スタートアップの出展エリア(Asia Berlin Forum提供)

アジア発スタートアップの出展エリア(Asia Berlin Forum提供)

11月27日には、ベルリン・イノベーション・エコシステムツアーと題して、4つのテーマに分かれて、ベルリンに拠点を構える先進企業や研究施設を視察するツアーが主催者により実施された。このほか、アジア各国やベルリンのエコシステムビルダーによるサイドイベントも多数開催。ベルリンとアジアのスタートアップ・エコシステムが双方向に交わる1週間となった。

(山田はんな)

(ドイツ)

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