ホリバ・インド、アーメダバードに営業拠点を開設（インド）

分析・計測機器大手、堀場製作所のグループ会社であるホリバ・インドは9月12日、西部グジャラート（GJ）州アーメダバード市内に営業拠点を開設した。同社は、ニューデリーに本社、西部マハーラーシュトラ州のプネとナグプール、北部ウッタラカンド州のハリドワールに製造拠点を、南部ベンガルール、チェンナイ、東部コルカタに営業拠点を持ち、アーメダバードは8カ所目の拠点となる。同拠点には営業担当者を配置するほか、製品のデモゾーンを設置し、代理店やエンドユーザーが実際に製品を体験できるようにする。

GJ州内には化学や製薬分野の有力企業が多数存在するため、ホリバ・インドの水関連分野の販売先は、GJ州が全体の半分近くを占めるという。そのため、アーメダバードではまず同分野の分析・計測機器を中心に取り扱い、同分野の中核的な拠点にしていく方針だ。産業用水関連だけでなく、生活用水関連についても販路を拡大していく。

アーメダバード市内で開催された記念式典であいさつした、堀場製作所の堀場弾シニアコーポレートオフィサーは「私たちは単に技術を提供するのではなく、ソリューションを提供していきたい。水に関して、私たちがインドの社会やインドの成長に対してどのように貢献できるか、ぜひ教えてほしい」と力を込めた。

新製品の自動水道水質測定装置「GX-100」を披露する堀場製作所の堀場シニアコーポレートオフィサー（左）とホリバ・インドのラジーブ・ゴータム社長（右）（ジェトロ撮影）

（吉田雄）

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