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2024年上半期の自動車生産台数は前年同期比26.7%減、下半期に回復を見込む(アルゼンチン)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年7月22日 0時25分

添付資料PDFファイル(182 KB)

アルゼンチン自動車製造業者協会(ADEFA)の7月3日発表によると、2024年1~6月の累計自動車生産台数(トラック、バスを除く)は、前年同期比26.7%減の21万6,736台だった。輸出台数は16.6%減の12万6,839台で、輸出台数を仕向け地別にみると、全体の68.9%を占めるブラジル向けが8.2%減の8万7,334台となった。他方、11.8%を占める中米向けが5.9%増の1万4,968台で好調だった(添付資料表参照)。

直近2024年6月の自動車の生産台数は前月比16.7%減、前年同月比40.2%減の3万2,029台だった。輸出台数は前月比9.1%減、前年同月比10.3%減の2万884台となった(添付資料図1、図2参照)。部門別では、6月の乗用車の生産台数が前月比11.8%増の1万5,657台、ピックアップトラックなどの商用車が33.0%減の1万6,372台となった。また、輸出を部門別にみると、乗用車が前月比32.0%減の6,472台、商用車が7.1%増の1万4,412台だった。

ADEFAのマルティン・ズッピ会長は「上半期は予想どおり、新たな経済状況への対応とメーカー各社が実施している生産計画の調整などが各種の指標に反映された」と説明した。2024年6月は操業日数が前年に比べ5日間少なかったことも生産台数の減少の一因となった。7月3日付現地紙「インフォバエ」によると、2024年下半期は、自動車生産台数が回復する見通しだとしている。その理由は、自動車部品などの輸入に課税されている包括連帯税(通称パイス税)の税率引き下げや、貿易を促進する取り組みを政府が打ち出すためとしている。

アルゼンチン自動車販売代理店協会(ACARA)は7月1日、2024年1~6月の累計自動車国内販売(新車登録)台数(乗用車、商用車、バス・トラックの合計)は、前年同期比22.4%減の17万8,718台と発表した。6月の自動車の国内販売台数は前月比13.9%減、前年同月比25.2%減の2万9,349だった(添付資料図3参照)。

(山木シルビア)

(アルゼンチン)

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