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電子渡航認証制度(ETA-IL)が7月1日開始、渡航72時間前までの申請推奨(イスラエル)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年6月24日 13時30分

イスラエル政府は7月1日から、観光、短期商用などの査証免除による短期滞在での入国に当たり、オンラインでの電子渡航認証制度(ETA-IL system)を開始する。同制度は、査証免除により短期滞在目的で入国する者が対象で、就労や留学などのための査証(ビザ)取得の入国者は対象外だ。

7月31日までの1カ月間はパイロット期間としており、申請は任意で手数料も無料だが、8月1日以降は渡航前の認証取得が必須となり、25シェケル(約1,063円、1シェケル=約42.5円)の手数料がかかる。

電子渡航認証の有効期間は2年間、または所持する旅券の有効期間満了までのいずれか短い方となる。有効期間内ならば複数回の旅行(1回の滞在は90日まで)が可能で、渡航のたびに認証を取得する必要はない。なお、パスポートの更新や名前、性別、国籍などの変更があった場合、新たなETA-ILを申請する必要がある。

申請はいつでも行うことができるが、少なくともイスラエル渡航72時間前までには申請を行うことが推奨されている。

在日イスラエル大使館の公表によると、8月1日以降、事前に有効なビザもしくはETA-ILの承認を取得していない場合、イスラエルへの入国を拒否されるとしているので、注意が必要だ。

申請手続きは、政府ウェブサイトの「Apply for an ETA-IL」から行うことができる。なお、日本の外務省海外安全ホームページによると、申請の流れはおおむね次のとおりとなる予定だ。

1. 有効な旅券、メールアドレス、クレジットカードを準備する。
2. 申請フォームから必要事項を入力する。
3. 申請が完了すると、受け付け完了のメールが送信される。
4. 申請が認証された場合、ETA-IL番号、有効期間開始日、利用条件が記載されたメールが送信されるので、イスラエル滞在中は同メールのコピーを保持しておく。
5. 追加の確認事項がある場合には、必要な情報の提出方法について記載されたメールが送信される。
6. 申請が拒否された場合、申請の結果と追加情報提出のためヘルプセンターに連絡するよう記載されたメールが送付される。

詳細は日本外務省の「イスラエル入国のための電子渡航認証制度(ETA-IL system)の開始について」を参照のほか、最新情報は政府の該当ページ「Learn about ETA-IL」を確認する必要がある。

(中溝丘)

(イスラエル)

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