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7月の乗用車BEV登録台数、前年同月比13.6%増の5,771台(タイ)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年8月21日 0時40分

添付資料PDFファイル(154 KB)

タイ運輸省陸上運送局(DLT)のデータからジェトロが集計したところ、7月のバッテリー式電気自動車(BEV)の新規登録台数は前年同月比20.7%増の8,336台で、内訳は乗用車が13.6%増の5,771台、二輪車が40.6%増の2,413台などだった。ハイブリッド電気自動車(HEV)は99.8%増の1万1,888台(乗用車が1万1,833台、二輪車が55台)、プラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)は15.5%減の826台だった(乗用車のみ)。

2024年1~7月の電気自動車(EV)の累計新規登録台数は、BEVが前年同期比20.4%増の6万156台。内訳は乗用車が17.8%増の4万3,265台、二輪車が38.2%増の1万6,047台などだった。HEVは60.9%増の8万3,794台で、内訳は乗用車が61.4%増の8万3,474台、二輪車が13.5%減の320台だった。PHEVは乗用車のみで、21.1%減の5,722台だった(添付資料表1参照)。

DLTのデータ(添付資料表2参照)から、BEV(乗用車)の7月の新規登録台数をメーカー別にみると、1位がBYDで2,678台(シェア46.4%)、2位がSAICモーター・CPで941台(同16.3%)、3位がCHANGANで536台(同9.3%)だった。中国メーカー8社を合わせると、シェア89.9%を占めた。

また、2024年1~7月のBEV(乗用車)のメーカー別累計新規登録台数は、1位がBYDでシェア40.2%、2位がSAICモーター・CPで同14.1%、3位がNETAオートで同9.9%、4位がCHANGANで同8.5%だった。中国メーカー8社でシェア86.0%を占める結果となった。

7月末のEV累積登録台数は前年同月末比53.1%増の67万7,662台だった。内訳は、BEVが2.3倍の19万1,433台で、うち乗用車が2.6倍の13万2,735台、二輪車が92.4%増の5万3,953台に増加した。また、HEVは37.1%増の42万6,642台、PHEVは20.2%増の5万9,587台だった。

BEV普及のカギの1つの充電設備の設置状況について、タイ電気自動車協会(EVAT)のデータからジェトロが集計したところ、BEVの新規登録台数が単月で2,000台を超え始めた2022年9月末と比較して、拠点数は約3.1倍の2,658カ所(2023年12月時点)、充電器の設置数は約3.8倍の9,694基となっている(添付資料表3参照)。なお、政府では2030年に急速充電器を1万2,000基設置する目標を立てているが、2023年12月末時点で4,533基(進捗率37.8%)となっている。

(高谷浩一、チャナットパット・スクマ)

(タイ)

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