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ジェトロ、第2回中国サプライチェーン促進博覧会にジェトロブース設置(中国、日本)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年12月10日 9時30分

北京市の中国国際展覧中心で11月26~30日、第2回中国国際サプライチェーン促進博覧会〔中国国際貿易促進委員会(CCPIT)主催〕が開催された。このサプライチェーン博覧会の展示面積は12万平方メートルと、前年の10万平方メートルから拡大した。今回は、前年のスマートカー、グリーン農業、クリーンエネルギー、デジタルテクノロジー、健康生活に、先進製造を新たに加えた6つの産業チェーンの展示エリアが設置された。69カ国・地域と国際組織から630社・団体が出展し、うち海外からの出展者は32%を占めた。日本からは、パナソニック、AGC、みずほ銀行、住友重機械工業、ダイキン工業、岩谷産業、NIPPON EXPRESSホールディングス、TOPPANホールディングス、サントリーホールディングス、日新などが出展した。

ジェトロは前年に引き続き、China Japan Street事業(CJS、日本商務館)のオンラインカタログ・商談サービスの広報ブースを同博覧会のスマートカーエリアに設置し、CJSに登録している自動車部品関連の日本企業9社(在中国日系企業を含む)が出展した。ジェトロは出展企業の商談機会の拡大を図るために、会期中に主催者と連携し、11月28日午後にジェトロブース内で出展企業と中国企業とのマッチング会を開催したほか、遼寧省、江蘇省、貴州省、安徽省のCCPITの会長らが率いる交易団がジェトロブースを訪れて、出展企業との連携可能性を探った。

今回、同博覧会に初めて出展した共伸精密零部件(丹陽)の相馬一美総経理は「中国の自動車産業は電動化へ大きくシフトが進んでいるという報道を目にするが、今回の展示会であらためて実感することができた。今後の事業計画の立案に際して、自社の持っている技術を電動化の進む自動車業界の中でどの分野に生かすことができるか、あらためて保有技術の整理をしながら、新たな分野への取り組みが必要だと感じた」とコメントした。

出展に併せて、ジェトロブース内で2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のPRイベントも開催した。26日午後、大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」が登場し、来場者との写真撮影を行ったほか、ジェトロを含む同博覧会出展日本企業の6ブース(注)が連携して同万博関連の景品と交換できるスタンプラリーイベントを開催し、若い来場者を中心に人気を得ていた。

写真 サプライチェーン博会場の外観(ジェトロ撮影)

サプライチェーン博会場の外観(ジェトロ撮影)

写真 サプライチェーン博のジェトロブース(ジェトロ撮影)

サプライチェーン博のジェトロブース(ジェトロ撮影)

写真 大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」がジェトロブースで万博を宣伝(ジェトロ撮影)

大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」がジェトロブースで万博を宣伝(ジェトロ撮影)

(注)住友電工、パナソニック、NIPPON EXPRESSホールディングス、岩谷産業、ダイキン工業、ジェトロ(順不同)。

(王瑩)

(中国、日本)

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