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北京開催のペットイベントにジェトロが日本館を初設置(中国)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年9月19日 0時45分

一般市民向けのBtoCペットイベント「它博集」(TABO Chill)が9月6~8日、中国・北京市朝陽区のTHEBOX朝外の年軽力中心で開催された。ペットフード・用品、ペット医療など、ペット分野の各関連企業が出展した。主催者のウィーチャット(WeChat)公式アカウントによると、今回のイベントには100社以上の企業が出展し、3日間で延べ2万5,000人を超える来場者が訪れた。

ジェトロは、日本のペット関連企業の販路開拓を目的とし、同ペットイベントに初参加し、「日本館」を設けた。日本館には日本のペット関連企業計9社(在中国の日系現地法人を含む)が出展し、ペットフードやペット用品などを展示した。

日本館では、各出展者のブースを巡りシールを集めると抽選に参加できるイベントを開催するなど販売促進を図ったところ、多くの来場者が日本館を訪れ商品を購入していた。同イベントは販促手段としては効果的で、日本ペット用品への関心も高まることが期待される。

中国の一般家庭では従来から、犬や猫を飼う習慣がある。2023年国際ペット業ハイレベルフォーラムの発表によると、2023年の中国における犬猫の飼育頭数(予測値)は計1億9,000万頭、同年のペット産業の市場規模は2,500億元(約5兆円、1元=約20円)とされている。このように中国ペット市場の規模は大きく、特に市場の過半を占めるペットフード・ペット用品市場に関心を示す日本企業も少なくない。しかし、中国の輸入規則により、観賞魚用飼料を除き、日本産ペットフードの輸入は現状認可されていない。一部の日本企業は、中国側が指定するタイ工場で生産したペットフードを中国向けに輸出しているのが現状だ(2024年4月10日付地域・分析レポート参照)。

今回のイベントでは、ジェトロが日本館設置によって日本ブランドのペットフード・ペット用品を販売・宣伝し、北京における日本のペットフード・ペット用品の認知度向上への取り組みを行った。今後も、ジェトロは日本企業の中国向けのペット関連事業に積極的に貢献していく。

写真 日本館の様子(ジェトロ撮影)

日本館の様子(ジェトロ撮影)

写真 シール集めイベントの見本(ジェトロ撮影)

シール集めイベントの見本(ジェトロ撮影)

(兪思珂)

(中国)

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