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ジェトロがサウジアラビア経済特区視察ミッションを派遣、政府機関や現地企業と交流(サウジアラビア、日本)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2025年2月4日 0時25分

ジェトロは1月26~28日の3日間、サウジアラビアでのビジネス支援を目的としたミッションを首都リヤドと第2の都市ジッダに派遣した。今回のミッションには日本の商社や物流業、電子機器メーカーや建設業など合計15社15人が参加した。

初日の26日はリヤドで、サウジアラビア投資省(MISA)、リヤド商工会議所、総合物流特区(SILZ、注1)を訪問した。MISAでは、同省とECZA(注2)からのサウジアラビアの投資環境や5つの経済特区に関する説明に加え、製造やエネルギー、物流や自動車部門の担当者から各業界にフォーカスを当てたプレゼンテーションが行われた。その後、活発な質疑応答が行われ、参加者からは「経済特区や各業界の特徴と狙いを理解する有益な場となった」などの声が聞かれた。

リヤド商工会議所では、現地企業との商談会を開催。約30社が来場し、両国企業の交流が積極的に行われた。

SILZでは、特区のさまざまな特徴について説明を受けた後、現地視察を実施。参加者からは「現地を見ることに尽きる。今後のビジネス展開を検討する上で参考になった。」など前向きな声が聞かれた。

経済特区の詳細については「サウジアラビアの経済特区概要」参照。

写真 サウジアラビア投資省での質疑応答の様子(ジェトロ撮影)

サウジアラビア投資省での質疑応答の様子(ジェトロ撮影)

写真 リヤド商工会議所における商談会の様子(ジェトロ撮影)

リヤド商工会議所における商談会の様子(ジェトロ撮影)

(注1)Special Integrated Logistic Zone。リヤドのキング・ハーリド国際空港に隣接している物流特区で、民間航空総局が管理運営。世界各国の物流特区のベストプラクティスを参考に設計した、最新鋭の物流特区。米国アップルが物流拠点を既に設立済み。

(注2)Economic Cities and Special Zones Authorityの略。サウジアラビア政府が設立した機関で、国内の経済都市と特別経済区域の開発、管理、監督を担当している。サウジアラビアの経済多角化戦略「ビジョン2030」の一環として、経済成長、投資誘致、雇用創出を促進するための重要な役割を担う。

(井村文哉)

(サウジアラビア、日本)

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