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イリノイ州などの米大統領選挙予備選、バイデン大統領、トランプ前大統領が勝利(米国)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年3月26日 0時25分

米国中西部3州(イリノイ州、オハイオ州、カンザス州)で3月19日、2024年大統領選挙に向けた民主党、共和党両党の予備選挙が行われた。3州全てで民主党のジョー・バイデン大統領、共和党のドナルド・トランプ前大統領がそれぞれ勝利した。CNNによると(開票率80%超時点)、各州での得票率はイリノイ州ではバイデン大統領が91.4%、トランプ前大統領が80.5%、オハイオ州ではバイデン大統領が87.1%、トランプ前大統領が79.2%、カンザス州ではバイデン大統領が得票率83.8%、トランプ前大統領が75.5%となった。なお、3州の中でバイデン大統領の得票率が最も低かったカンザス州では、民主党有権者の10.3%が「該当する候補者なし」としており、イスラエルとハマスの戦争に対するバイデン政権の対応への抗議票とみられる(議会専門誌「ザ・ヒル」3月19日)。

ニッキー・ヘイリー元国連大使は、スーパーチューズデー(3月5日)後に選挙戦からの撤退を表明したが(2024年3月7日記事参照)、3州の予備選では、共和党有権者の約14~16%の票を集めた。

オハイオ州での予備選の出口調査では、ヘイリー氏を支持する有権者のうち、47%が11月の大統領選挙ではバイデン大統領を支持すると回答し、32%がどちらの候補も支持しないと答えた(ABCニュース3月19日)。

また、オハイオ州では、同日に行われた上院議員の共和党予備選で、トランプ前大統領の支持を受けたバーニー・モレノ氏(実業家)が勝利した。モレノ氏は11月に現職のシェロッド・ブラウン上院議員(民主党)と対決する。現在、上院の議席数は民主党が51対49の僅差で過半となっているが、11月の総選挙では34議席が改選される。共和党は議席の獲得に注力しており、11月の同州の上院選は接戦が予想され注目が集まっている。

ジェトロの特集ページ「2024年米国大統領選挙に向けての動き」では、大統領選挙に関する最新動向を随時紹介している。

(星野香織)

(米国)

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