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イオンモール・フエが開業、国内7店舗目で中部初出店(ベトナム)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年10月1日 9時15分

添付資料PDFファイル(165 KB)

イオンモールのベトナム7号店となる「イオンモール・フエ」が921日、中部トゥアティエン・フエ省フエ市にグランドオープンした。イオンモールはこれまで北部と南部に各3店舗出店してきたが、中部には初出店となる。地上5階建て、総賃貸面積約51,000平方メートルの同施設は、国内のイオンモールの中では比較的小さい部類に入るが、フエ市では最大規模の商業施設だ(添付資料表参照)。約140の出店店舗のうち約7割の83店舗がフエ市初出店となる。日系テナントでは、MUJI(無印良品)やMARUKAME UDON(丸亀製麺)、MEGANE PRINCE(メガネのプリンス)などが中部地域初出店となる。

イオンモールのプレスリリースによると、基本商圏は車30分圏内の約65万人だが、フエ市は複数の世界遺産を有す古都として知られており、地域住民だけでなく、観光客の需要も取り込んでいく方針だ。

21日に開かれたグランドセレモニーには、トゥアティエン・フエ省のレ・チュオン・リュウ共産党委員会書記、グエン・バン・フオン人民委員長、在ダナン日本総領事館の森健朗総領事らが出席した。イオンモールの大野惠司社長は、2010年以来の植樹の取り組みを通じたフエ市とのかかわりに触れながら、「『Home of Culture』をコンセプトに、日本とフエの文化的価値観の融合と、居心地のよい故郷にいるような感覚を届けるとともに、地域にとって必要なインフラとなり、地域社会に貢献していく」と述べた。トゥアティエン・フエ省人民委員会のファン・クイ・フオン副人民委員長は「中央直轄市格上げに向け、必要なインフラ整備を推進する省の都市計画にとっても、イオンモール開業は重要な意義を持つ」と祝辞を述べた。

イオンモールは中部最大の商業都市ダナン市や北中部のタインホア省でも商業施設開発を計画しており、ベトナムの経済や消費市場の成長に合わせた地方都市での展開を進める方針だ。

写真 グランドセレモニーの様子(ジェトロ撮影)

グランドセレモニーの様子(ジェトロ撮影)

写真 地域の住民や学生であふれるフードコート(ジェトロ撮影)

地域の住民や学生であふれるフードコート(ジェトロ撮影)

(河野尭広)

(ベトナム)

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