トランプ氏の当選確率69%と英誌予想、米大統領選挙(米国)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年6月17日 11時55分
11月の米国大統領選挙候補として有力とされる民主党のジョー・バイデン大統領、共和党のドナルド・トランプ前大統領の直接対決を想定して、英政治経済誌「エコノミスト」は6月14日、トランプ氏が勝利する確率が69%とする分析結果を発表した。
これは、エコノミストが米ニューヨーク州のコロンビア大学と協力して全米および各州の世論調査結果を分析したもの。大統領選を想定した各種世論調査で、トランプ氏とバイデン氏の支持率の差は小さいながらも、選挙結果を左右するといわれる激戦6州(ミシガン、ウィスコンシン、ペンシルベニア、ネバダ、アリゾナ、ジョージア)では、いずれもトランプ氏の支持率がバイデン氏を上回り、その結果、トランプ氏の勝率は69%、バイデン氏の勝率は31%としている。上記6州の中で、ペンシルベニア州が選挙結果を左右する比重が24%と最も高いとする。選挙人獲得数はトランプ氏が301人、バイデン氏が237人とみている。2020年の大統領選では、バイデン氏が306人、トランプ氏232人だった。
選挙情報サイトのクック・ポリティカル・レポート、270トゥウィンともに、共和党が確実に勝利、優勢、やや優勢とみられる州での選挙人獲得数が235人、民主党は226人と予想しており、上記6州の77人の獲得が勝敗を決するとしている。
トランプ氏が5月に有罪の評決を受けた後も、各種世論調査でトランプ氏のリードが続く(2024年6月5日記事、2024年6月13日記事参照)。
選挙情報サイトのリアルクリアポリティクスの全米を対象とする各種世論調査の平均値(6月13日時点)では、トランプ氏の支持率が45.4%と、バイデン氏(44.6%)をわずかにリードする。
(松岡智恵子)
(米国)
外部リンク
- G7プーリアサミット共同声明、中国の過剰生産能力に懸念表明(中国、日本、カナダ、米国、EU、イタリア、英国、ドイツ、フランス、ロシア、イスラエル、アフリカ、ウクライナ)
- 米政府、サイバーセキュリティー分野で九州の産官学と連携強化(日本、米国)
- 5月の米小売売上高は前月比0.1%増と予想下回る、消費減速の兆し(米国)
- 第1四半期の成長率は前年同期比5.3%、3四半期連続成長で経済回復に勢い(スリランカ)
- バイデン米政権、ウクライナのエネルギーインフラ整備に8億ドル超拠出を発表(米国、ドイツ、ロシア、ウクライナ)
- 連邦政府、増税を柱とした税制改正案を下院に提出(ロシア)
- 最低賃金を7月から3.75%引き上げ(オーストラリア)
- アウディがプエブラ州で10億ユーロのEV生産投資を発表(メキシコ、ドイツ)
- 韓国大統領がトルクメニスタンを訪問、中央アジア歴訪1カ国目(トルクメニスタン、韓国、ロシア・CIS)
- ケニアの対アフリカ輸出額は21.6%増(ケニア)
この記事に関連するニュース
-
トランプ氏リード続く、若年層の投票行動がカギか、米大統領選世論調査(米国)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年6月24日 15時10分
-
トランプ氏、有罪評決後も激戦州でリード続く、米大統領選挙世論調査(米国)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年6月13日 14時45分
-
アメリカ大統領選は郵便投票が決める?!
Japan In-depth / 2024年6月11日 21時0分
-
トランプ氏、有罪評決後もリード続く、米大統領選世論調査(米国)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年6月5日 11時55分
-
米大統領選、バイデン氏が黒人有権者に支持訴え
ロイター / 2024年5月30日 9時23分
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)