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国際建築展示会「第4回ベトビルド・ホーチミン2024」開催(ベトナム)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年11月22日 0時0分

添付資料PDFファイル(213 KB)

ベトナム南部ホーチミン市で10月23~27日、国際建築展示会「第4回ベトビルド・ホーチミン2024」が開催された(注)。ベトナム国内外の約300社が出展し、主な内訳は電気設備やドア、その付属品を扱う企業42社、内装・外装を手掛ける企業81社、建設資材を扱う企業60社、太陽光ソーラーシステムなどの製品を扱う企業42社などだった。

インドの調査会社モルドールインテリジェンスによると、ベトナムの建設市場規模は2024年に692億ドルと推定される。2024年から2028年の年平均成長率は8.1%の想定で、2028年までに1,022億ドルに達するとしている。ベトナム統計総局によると、2024年1~9月の建設業のGDP成長率は前年同期比7.48%となっている(2024年10月10日記事参照)。ベトナム建設省によると、ベトナムの都市部に住む人口の割合を示す都市化率は43.7%、1人当たりの平均住宅面積は前年比0.9平方メートル増の26.5平方メートルと推定される。ベトナムの新規工事着工件数は、2023年が6万5,399件、2024年1~6月が1万4,042件(添付資料表1参照)。建設許可件数は2023年が14万8,019件、2024年1~6月が7万1,252件だった(添付資料表2参照)。

今回出展した日系企業からは、「ベトナムでは日本食レストランが増加傾向にあり、ベトナム人オーナーの出店も昨今増えているため、日本の和室に関連した受注が多い。内装は採寸が必要なため、Eコマースでの販売が難しく、展示会で一般の来場客から注文をもらうことも多い」「日本国内の木材需要が減少していることから、日本からベトナムに木材の輸出を検討しており、現地調査を兼ねて出展した。現在は木材輸出の売り上げのほとんどが中国向けで、リスク分散のためベトナムでの販売先を探している」などのコメントがあった(ジェトロによるヒアリング10月23日)。

写真 ベトビルド・ホーチミン2024の会場内(ジェトロ撮影)

ベトビルド・ホーチミン2024の会場内(ジェトロ撮影)

写真 ジャパンパビリオン(ジェトロ撮影)

ジャパンパビリオン(ジェトロ撮影)

(注)ベトビルドは、2024年内に10回開催される(ホーチミン市で5回、ハノイ市で4回、ダナン市で1回)。次回開催はハノイ市で2024年11月27日~12月1日の予定だ。

(新田和葉、ティエン・グエン)

(ベトナム)

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