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ドイツのメルセデス・ベンツグループ会社、全米のスターバックス店舗にEV用直流急速充電器を設置と発表(米国、ドイツ)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年7月24日 0時10分

ドイツのメルセデス・ベンツグループで、北米で充電ステーション設置を手掛けるメルセデス・ベンツHPCノースアメリカ(MBHPCNA)は7月17日、全米のスターバックス100店舗以上に電気自動車(EV)用直流(DC)急速充電器を設置する戦略的提携を発表した。

MBHPCNAは、メルセデス・ベンツと再生可能エネルギー関連事業を行うMN8エナジー(注)との合弁企業で、第1段階として、カナダからメキシコをつなぐ西海岸の大動脈インターステート(州間高速道路)5号線沿いの店舗に、400キロワット(kW)で充電するDC充電ステーションを設置する予定だ。同社は2023年11月15日、今後10年間で2,500機の充電器と最低400カ所のステーションを設置するため、10億ドル以上を投資し、第1弾として、メルセデス・ベンツの米国本社があるジョージア州サンディスプリングス市に北米初の充電ステーションを設置したと発表していた。発表から数カ月間でテキサス州(ガソリンスタンド大手バッキーズと提携)、アラバマ州、フロリダ州、サウスカロライナ州、テネシー州、ケンタッキー州に12カ所が設置されている。

スターバックスは2030年までに二酸化炭素(CO2)排出量を半減させる目標を掲げており、EV充電を含む再生可能エネルギー関連プロジェクトは、この目標の達成を促進する取り組みだという。

(注)ゴールドマンサックス・アセット・マネージメント(GSAM)は2017年、再生可能エネルギー関連事業を行うゴールドマンサックス・リニューアブル・パワー(GSRP)を設立した。GSRPは2022年6月、GSAMから分離・独立し、MN8エナジーに企業名を変更した。同社は全米27州で800カ所以上の太陽光発電事業を展開し、合計2.3ギガワット(GW)の発電能力を有する。

(秋山博幸)

(米国、ドイツ)

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