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2024年版IMD世界競争力ランキング、「ビジネスの効率性」部門で南アが日本抜く(ガーナ、ナイジェリア、南アフリカ共和国、アフリカ、世界、日本)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年6月25日 0時55分

スイスのビジネススクールの国際経営開発研究所(IMD)は6月18日、「世界競争力ランキング2024」を発表した。2024年版からは、対象国にガーナ、ナイジェリア、プエルトリコの3カ国を追加し(2024年6月21日記事参照)、アフリカ地域の国の総合順位は次のようになった。なお、対象は世界67カ国・地域で、日本は38位(前回から3ランク下降)だった。

南アフリカ共和国:60位(前回から1ランク上昇)
ガーナ:64位(今回から対象)
ナイジェリア:65位(今回から対象)

IMDは各国・地域の競争力について、「経済パフォーマンス」「政府の効率性」「ビジネスの効率性」「インフラ」の4部門(合計20項目)、336の指標でスコア付けしている。

「経済パフォーマンス」部門では、南アが61位(前回と同順位)、ガーナが65位、ナイジェリアが世界最下67位だった。日本は21位(前回から5ランク上昇)だった。

「政府の効率性」部門では、ナイジェリア54位、ガーナ59位、南ア61位(前回から2ランク下降)だった。日本は42位(前回と同順位)だった。

「ビジネスの効率性」部門では、南ア48位(前回から6ランク上昇)、ガーナ56位、ナイジェリア58位だった。日本は51位(前回から4ランク下降)で、初めて南アを下回る順位となった。この部門では特に「労働市場(Labor Market)」(南ア40位、日本51位)と「マネジメント(Management Practices)」(南ア43位、日本65位)の項目で、南アが日本よりも高く評価された。「生産性と効率性(Productivity & Efficiency)」の項目では、日本58位、南ア59位と、ほぼ同等の評価だった。

「インフラ」部門では、南ア60位(前回から2ランク上昇)、ガーナ65位、ナイジェリア66位だった。日本は英国に次ぐ23位(前回と同順位)だった。

(吉川菜穂)

(ガーナ、ナイジェリア、南アフリカ共和国、アフリカ、世界、日本)

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