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ドバイ首長が1兆3,000億円規模の雨水排水設備強化プロジェクトを承認(アラブ首長国連邦)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年6月26日 15時50分

アラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム副大統領兼首相兼国防相(兼ドバイ首長)は、6月24日ドバイ首長国の雨水排水網整備を目的とした「タスリーフ」プロジェクトを承認した。総事業費は、300億ディルハム(約1兆3,000億円、1ディルハム=約43円)に上り、ドバイ国際空港からアル・マクトゥーム国際空港への移転(2024年5月2日記事参照)を始めとするドバイ最大級インフラプロジェクトの1つに加わることとなった。計画によると、本プロジェクトはドバイ全域をカバーしており、ドバイの雨水排水処理能力が現在より7倍に拡大、2033年までに工事が段階的に完了する予定だ。

本プロジェクトの背景にあるのは、2024年4月にUAEを襲った史上最大規模の豪雨被害(2024年4月19日記事参照)で、中東における観光とビジネスの中心地であるドバイは、豪雨による被害で道路が冠水、世界有数の搭乗客数を誇るドバイ国際空港も大幅な減便を与儀なくされるなど、甚大な被害を受けた。豪雨対策はドバイ政府にとっても喫緊の課題で、早急に政策を発表する必要があった。

(吉村優美子)

(アラブ首長国連邦)

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