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SNSが復旧、続く学生デモには注意を(バングラデシュ)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年8月1日 15時40分

バングラデシュでは、学生デモと当局の衝突を受けて7月19日からインターネット接続が遮断されていたが、23日以降は部分的にブロードバンドのインターネット接続が復旧し、28日以降は携帯電話のモバイルデータ通信も復旧した(2024年7月29日記事参照)。しかし、バングラデシュでユーザー数が多いフェイスブックをはじめとするSNSやユーチューブ、フェイスブック傘下の対話アプリのワッツアップやメッセンジャーの使用は規制され、仮想プライベートネットワーク(VPN)経由のみで利用が可能だった。政府は31日午後以降、各SNSやワッツアップなどの利用を再開すると発表し、8月1日現在、これらのサービスは利用できている。バングラデシュではワッツアップを用いて現地企業や駐在員間でコミュニケーションを取ることも多く、ようやく通信手段が平常化されたといえる。

学生団体は「正義の行進」と称して、全国的なデモを呼びかけており、7月31日には首都ダッカでダッカ大学や最高裁判所高等裁判部前でデモが起きたと報じられている。その他、南東部チョットグラムや北東部シレット、南部ボリシャルでも学生デモが発生し、警察との衝突が伝えてられている。

SNSの再開によってデモの呼びかけが行いやすくなるため、今後もデモが発生する可能性が高い。バングラデシュ在留者は最新ニュースを確認し、デモが予定される場所に近づかないよう注意が必要だ。

(安藤裕二)

(バングラデシュ)

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