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「FOOD TAIPEI 2024」にジャパンパビリオン設置、日本産食品の輸出拡大に期待(台湾、日本)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年7月4日 0時45分

台湾最大級の総合食品見本市「FOOD TAIPEI 2024」が6月26~29日、台北市内の南港展覧館で開催された。主催者の台湾貿易センター(TAITRA)によると、世界77カ国・地域から5,000人を超える外国人バイヤーを含む合計約5万人が来場した。海外バイヤーの来場者の上位5カ国・地域は日本、韓国、マレーシア、香港、フィリピンだった。

ジェトロは日本台湾交流協会台北事務所と協力してジャパンパビリオンを設置した。26都道府県から64社・団体が出展し、牛肉や水産品・水産加工品、アルコール飲料、調味料、菓子など多様な日本産食品を出品した。出品者からは、「他の展示会にも出展したが、今回が最も成果があった」「台湾バイヤーから好意的な反応が得られた」などといった感想が寄せられた一方で、「バイヤーとさらなる交渉を行うが、相手先の信用調査は重要」「取引の可能性があるバイヤーと商談中だが、展示会後に見積金額を提示しても、反応がないケースがあり、事後フォローが課題」といった声が聞かれた。

日本の農林水産省によると、2023年(1月~12月)の日本から台湾への農林水産物・食品輸出額は1,532億円(前年比2.9%増)で、国・地域別では中国、香港、米国に次いで第4位。輸出額上位の品目は、1位アルコール飲料(135億円)、2位リンゴ(111億円)、3位ホタテ貝(100億円)、4位牛肉(95億円)、5位ソース混合調味料(87億円)だった。同見本市を通じた取引先の発掘により、さらなる輸出拡大が期待されている。

写真 FOOD TAIPEI 2024 でのジャパンパビリオン(日本台湾交流協会台北事務所提供)

FOOD TAIPEI 2024 でのジャパンパビリオン(日本台湾交流協会台北事務所提供)

(川名洋次郎)

(台湾、日本)

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