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北京で「中国国際サービス貿易交易会」開催、ジェトロが60社・団体を取りまとめて参加(中国、日本)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年9月20日 1時50分

中国国際サービス貿易交易会(CIFTIS)が9月12~16日に北京市で開催された。同展示会は、上海市で開催される中国国際輸入博覧会(CIIE)、広東省広州市の中国輸出入商品交易会(CIEF)、海南省海口市の中国国際消費博覧会(CICPE)と並び、国家レベルの4大展示プラットフォームに位置付けられている。

今回のCIFTISは「グローバルサービス、互恵・共有」をテーマに、中国国家会議中心および首鋼園区を会場として使用し、85の国や国際機関が出展した。主催者によると、オフラインで2,000社以上、オンラインで6,000社以上が出展し、オフライン出展企業の20%は外資系企業だった。最終日正午までの累計入場者数は延べ24万2,000人以上となった。

ジェトロは、日本関連企業の販路開拓を目的として「ジャパンパビリオン」を設けた。出展面積は271平方メートルで、食品・酒、飲食、福祉、美容、生活関連用品、工芸品、コンテンツなど計48社の商品とサービスを展示した。そのうち、2024年に北京市に初めて進出した回転寿司(ずし)大手の「スシロー」や「はま寿司」、日中間航空路線開設50周年を迎える日本航空が初出展し、PRを行った。

ジャパンパビリオンでは前年に引き続き、China Japan Street事業(CJS、JETRO日本商務館)のオンラインカタログ・商談サービスを来場者に紹介し、専門バイヤーの誘致を図ると同時に、日本政府観光局(JNTO)や地方自治体など12機関による産業・観光PRの広報展示・ステージイベントも行った。

また、ジェトロは、今回、出展企業の商談チャンネルの拡大を図るために、新たに北京サービス貿易協会と連携して、会期中に出展企業と中国企業の商談アレンジを企画。具体的には9月12日午後、ジャパンパビリオン内での日中企業商談会を開催した。

また、出展に併せてジャパンパビリオン内で、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のPRイベントを開催した。金杉憲治・駐中国日本大使は、15日午前に会場を訪れて同イベントに参加し、「万博を契機に、多くの中国の皆さまに日本の多様性とイノベーション力を見てもらいたい。日中両国の交流が促進されることを期待している」と呼びかけた。

また、大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」が登場し、ジャパンパビリオンのステージで万博の最新状況を紹介し、来場者との写真撮影を行った。来場者約1,700人にミャクミャクへの印象を尋ねたところ、7割を超える人から「創造的でとても気に入った」「かわいくて興味深い」など肯定的な回答が寄せられ、ミャクミャクとの写真撮影待ちの行列も見られた。

写真 ジャパンパビリオンの様子(ジェトロ撮影)

ジャパンパビリオンの様子(ジェトロ撮影)

写真 金杉駐中国日本大使が大阪・関西万博PRイベントに参加(右から2人目)(ジェトロ撮影)

金杉駐中国日本大使が大阪・関西万博PRイベントに参加(右から2人目)(ジェトロ撮影)

写真 熱心に各自治体の紹介資料を見る来場者(ジェトロ撮影)

熱心に各自治体の紹介資料を見る来場者(ジェトロ撮影)

(王瑩)

(中国、日本)

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