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5月の消費者物価、前年同月比2.7%上昇(韓国)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年6月5日 11時45分

添付資料PDFファイル(200 KB)

韓国企画財政部は6月4日、5月の消費者物価が前年同月比で2.7%上昇し、食料品やエネルギー類を除いたコア物価は2.2%上昇したと発表した(添付資料表1参照)。消費者物価上昇率は前月(2.9%)より縮小した。

品目別に前年同月比の上昇率をみると(添付資料表2参照)、天候不順の影響で価格が上昇していた農畜水産物は、前月に続き天候が安定しつつあることを受け、上昇率は8.7%と前月より縮小した。石油類の価格は、国際原油価格が安定し、ガソリン価格が下落したものの、前年5月の石油類の価格が前年4月に比べ1.4%下落となったことの反動により、前年同月比でみると上昇した。ただし、工業製品全体では2.1%と落ち着いた動きとなっている。

消費者物価は全般的に落ち着きつつあるものの、国際原油価格の上昇や天候などのリスクが依然として残っている。そうした中、政府は物価上昇率が2%台で安定的に推移するよう、今後も対応を進めていく方針だ。特に、農畜水産物の物価安定のため、2024年下半期にはバナナやパイナップルなど果物類28品目、大根や白菜など野菜類4品目、オレンジやコーヒー濃縮液など食品原料19品目を関税割当の対象とする計画だ。

(花輪夏海)

(韓国)

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