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ニューデリー食品展示会、ジェトロが日本産水産品をPR(インド、日本)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年3月18日 0時10分

ジェトロは3711日にインドの首都ニューデリーで開催された食品・ホスピタリティー産業の見本市「AAHAR 2024」においてジャパンパビリオンを設置し、日本産水産品のPRを支援した。インド商工省傘下の貿易促進機関(ITPO)の主催で毎年行われる同見本市は、今回で38回目を迎え、インド地場企業に加えて日本を含めた12カ国・地域から合計約1,600の企業・団体が出展をした。

ジャパンパビリオン内では日系企業3社がブースを設け、日本産の刺し身やすしのほか、加熱調理した水産品をレストラン経営者やシェフ、輸入業者などの食品関連事業者に対して提供した。ジェトロもブースを設け、現地で人気のイタリアンレストラン「オリーブ・キッチン&バー」のインド人シェフ、ドゥルブ・オベロイ氏が考案した地中海風やインド風にアレンジされたホタテ、ハマチ、カンパチ、しめサバをブース訪問者に提供した。

写真 ジェトロのブースでの試食品提供の様子(ジェトロ撮影)

ジェトロのブースでの試食品提供の様子(ジェトロ撮影)

インドでは食文化に対して保守的な人が多いといわれ、なじみのない料理に手を伸ばしてもらえないケースが多くある。ニューデリーのある北部では魚を日常的に食べる人が多くないため、インド人シェフの視点から現地の嗜好(しこう)に合わせた水産品の活用方法を紹介した。来場者からは「ホタテは(普段食べる)チキンよりも柔らかく甘みがあり、インド風のカレーにも良く合うことが分かった」というコメントなどがあった。

日本からインドへの水産品輸出はまだ限定的だが、着実に拡大している富裕層や中間層の間で、今後需要が高まることが期待される。デリーでは日本食レストランの数も増加しており、人口の多さも相まって魅力的な市場になる可能性を秘めている。

写真 提供されたホタテを使ったベルガル風カレー(ジェトロ撮影)

提供されたホタテを使ったベルガル風カレー(ジェトロ撮影)

(川崎宏希)

(インド、日本)

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