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住友重機械工業がベンガルールに新法人設立(インド)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年11月20日 9時25分

インド南部カルナータカ州ベンガルールで11月14日、住友重機械工業の新しいインド現地法人であるスミトモ ヘビーインダストリーズ インディア(Sumitomo Heavy Industries India)が開設式を行い、日印企業の関係者約40人が参加した。

住友重機械工業は、「メカトロニクス」「インダストリアル マシナリー」「ロジスティクス&コンストラクション」「エネルギー&ライフライン」の4つのセグメントから成る総合機械メーカーだ。カルナータカ州のM.B.パティル大・中規模産業・インフラ開発相は、6月下旬の訪日に際して同社の東京本社を訪問し、将来的なインドでのビジネス展開について意見交換を行っており(2024年7月4日記事参照)、同社はこの度、ベンガルール市内に新たな現地法人を設立し、インドでのビジネスを本格始動させる運びとなった。

住友重機械工業は現在、インド北部グルグラム(グルガオン)でのプラスチック成形機の販売およびサービス事業、西部プネでの減速機・モータおよび関連機器の販売事業を手掛ける別の現地法人を有するが、今回新たにベンガルールに設立した法人では、本社機能としての新規事業参入支援およびMRI用冷凍機のサービス事業から順次展開していく予定だ。

吉良尚徳マネージングディレクターは「“The Best way to Predict the future is to invest it.”(未来を予測する最善の方法は自らそれを創り出すことである。)をモットーに、現地に根付いた活動を基にしながら、インド市場に何を提供できるかビジョンを描き、自ら積極的に作り出していく」と語り、将来的なインドでの販路拡大に期待を示した。

写真 中央が吉良マネージングディレクター(スミトモ ヘビーインダストリーズ インディア提供)

中央が吉良マネージングディレクター(スミトモ ヘビーインダストリーズ インディア提供)

(水谷俊博)

(インド)

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