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スホーフ内閣が正式に発足、難民・移民政策を最重要視(オランダ)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年7月9日 0時25分

添付資料PDFファイル(148 KB)

オランダの連立4党からなるディック・スホーフ内閣がハーグのハウステンボス宮殿での就任宣誓式を終え、7月2日に正式に発足した。新内閣は6月11日に発表されたとおり(2024年6月17日記事参照)、16人の閣僚と13人の副大臣が連立4党から選出された(添付資料表参照)。新連立政権として政治的重点を置く分野を管轄する庇護(ひご)・移民省、気候・グリーン成長省、住宅・国土計画省が新設された。

ディック・スホーフ新首相は7月3日、下院での政府声明で「新連立政権の合意概要は、選挙結果を正当に反映させることを目的としている」と述べ、難民・移民を最大の課題と位置付けた。また、人々に耳を傾け、信頼回復することが政府として重要とし、「法の支配を支持し、オランダがEUとNATOの中で信頼できるパートナーであり続ける」と強調した。新連立政権は5月16日に合意概要を既に発表しており、9月の国会に向けて政府計画に発展させる。

(成瀬杏子)

(オランダ)

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