1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

Business IT Conclave、コルカタで開催、日本企業との協力事例紹介(インド、バングラデシュ、日本)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年7月5日 0時0分

インドのベンガル商工会議所(BCC&I)は6月28日、米国IT大手オラクルと共同で、多くのIT業界が集う「Business IT Conclave」をコルカタで開催した。15回目となる今回のテーマは「より良い社会のための科学技術(Tech for Good)」で、ビジネス、人、環境に利益をもたらす新たなテクノロジー開発に取り組むインドIT産業と、人工知能(AI)、データサイエンス、サイバーセキュリティーなど、世界の新たな技術トレンドに焦点を当てたプログラムが展開された。

イベントの冒頭では、ジェトロの鈴木隆史ニューデリー事務所長が「会場となった西ベンガル州を含むインド東部・北東部や、バングラデシュを包括したベンガル湾地域には優れた人材のプールがあり、特にIT分野で日本とインドの産業交流の深化が期待できる」と強調した。

ジェトロはこのイベントでジャパンセッションを開催し、日本と関わりのあるIT企業2社がプレゼンテーションを行った。インド北部チャンディガル近郊に拠点を置くプロロジック・テクノロジーズ(Prologic Technologies)創業者のラジブ・シッカ氏は、ジェトロの招聘(しょうへい)事業で訪日した経験や、同社サービスのMotive APIを活用するため、協力覚書(MOU)を日本企業と結んだことについて語った。データテクノロジー分野の日本企業プライム・ナンバー(prime Number)の南部ベンガルール拠点事業開発ディレクターのモンシー・ジョージ氏は、日系企業で働く際に感じたビジネス慣習の違いに言及した。

その他、ベンガル地域のIT分野の可能性について、ジェトロ・ダッカ事務所シニア・ディレクターのシャリフル・アラム氏と、同アシスタントマネジャーのイスラット・ジャハン氏がエンジニア人材に関する日本とバングラデシュの協力事例などを紹介した。

イベント終盤では、日本企業との協業と連携に興味を持つ参加者から質問が多く寄せられ、日本企業とのビジネスに対する関心がうかがえた。

写真 ジャパンセッションの様子(ジェトロ撮影)

ジャパンセッションの様子(ジェトロ撮影)

(ゴーラブ・シャルマ、川崎宏希)

(インド、バングラデシュ、日本)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください