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2025大阪万博セミナー開催、オランダと日本のビジネス促進に意欲(オランダ、日本)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年11月15日 0時50分

添付資料PDFファイル(103 KB)

ジェトロは11月4日、在蘭日本商工会議所(JCC)、オランダ経済省企業誘致局(NFIA)、オランダ企業庁(RVO)と共催し、「EXPO2025大阪・関西万博 : 日蘭ビジネスにおけるチャンスの創造と協創の実現に向けて」セミナーを開催した。

写真 セミナーの様子とNFIAのハンス・カウパース氏(ジェトロ撮影)

セミナーの様子とNFIAのハンス・カウパース氏(ジェトロ撮影)

オランダパビリオンのテーマは「コモングラウンド」。共に分かち合い、新しい価値を生み、イノベーションを創出することで世界共通の社会課題解決を目指す。NFIA、RVO、オランダ外務省からは、万博に向けた活動「Road2Osaka」が順調に進んでおり、水素・洋上風力・ヘルスケア・アグリテック・半導体など、オランダの重要産業分野における訪日・訪オランダ・ミッションの成功が報告された。大阪・関西万博の会期中も上記分野のミッションが訪日予定で、日本・オランダ交流425周年にもあたる2025年に万博を通じた両国のさらなる経済連携が期待されている(添付資料表参照)。

オランダの北ブラバント州にあるハイテク産業集積都市アイントホーフェンの「ブレインポート」地区担当者からは、半導体における同国のエコシステムと日本の製造装置・材料メーカーとの協業や、大学・研究所との共同研究など、ディープテック分野での相互連携に高い意欲が示された。

気候・グリーン成長省からは、2030年までに水電解装置の容量を3~4ギガワット(GW)にする目標に向け既に複数国・企業とMOU(覚書)締結を進めており、水素事業への投資やパートナーシップの構築に前向きであることが強調された。

ジェトロからも、オランダの重点産業分野、特に食品・農業関連への投資増加や、半導体・再生可能エネルギー・ライフサイエンス関連での日系企業の研究開発拠点が増加していることをアピール。両国間のインタラクティブなイノベーションが活発に進んでいることを印象付けた。

参加した在オランダ日系企業からは、ディープテック分野における2カ国の比較分析や合理的な協業に向けた打ち出し方など、オランダの「共創」に対する革新的な考え方や取り組みを学び、テーマである「コモングラウンド」への理解が深まったなどの声があった。

写真 RVOのカマル・アファルマック氏(ジェトロ撮影)

RVOのカマル・アファルマック氏(ジェトロ撮影)

写真 ジェトロアムステルダム事務所の下笠哲太郎所長(ジェトロ撮影)

ジェトロアムステルダム事務所の下笠哲太郎所長(ジェトロ撮影)

写真 ブレインポートのナオミ・フェルストラーテン氏(ジェトロ撮影)

ブレインポートのナオミ・フェルストラーテン氏(ジェトロ撮影)

写真 気候・グリーン成長省のヘルバート・クライェンブリンク氏(ジェトロ撮影)

気候・グリーン成長省のヘルバート・クライェンブリンク氏(ジェトロ撮影)

(宮崎真里佳)

(オランダ、日本)

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