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第1四半期の貿易収支は赤字、輸出入額も減少(ボリビア)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年6月11日 1時10分

添付資料PDFファイル(135 KB)

ボリビア国家統計局(INE)は5月31日、2024第1四半期(1~3月)の貿易統計(通関ベース)を発表した。それによると、輸出は前年同期比27.4%減の19億2,100万ドル、輸入も15.7%減の23億5,900万ドルで、貿易収支は4億3,800万ドルの赤字だった。

INEは、第1四半期の貿易は国際情勢と世界経済の縮小の影響を受け、また、国内の気候変動と道路封鎖によって輸出への影響が続いたことで、貿易赤字となったとしている。主要国別に貿易収支を見ると、大きな赤字を記録したのは、対中国(2億8,750万ドル)、対米国(1億8,950万ドル)、対アルゼンチン(1億2,900万ドル)。一方で、アラブ首長国連邦(UAE、1億4,510万ドル)、日本(1億50万ドル)、韓国(7,580万ドル)とは、金や亜鉛、銀など鉱物資源の輸出により黒字だった。

3月単月では、輸入が前年同月比27.4%減の7億8,000万ドル、輸出が35.6%減の6億5,100万ドルとなっており、貿易収支は7カ月連続で赤字を記録している(添付資料図参照)。

第1四半期の輸出を品目別にみると、電力(3.2%増)を除く全てのカテゴリーが前年同期比で減少しており、特に天然ガス(22.7%減)、金(76.4%減)の減少が顕著だった。大豆製品の輸出減(31.9%減)は気候的要因による収穫量減少の影響を受けた。

輸入を品目別にみると、主に輸送機器とその部品・付属品(28.2%減)、燃料・潤滑油(13.4%減)、工業用品(11.3%減)、食品・飲料品(7.5%減)がマイナスの変動を記録している。

(荒田結美)

(ボリビア)

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