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「FHC上海環球食品見本市2024」のジャパンパビリオンに74社が出展(中国)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年11月25日 0時20分

ジェトロは、1112日から14日にかけて中国で開催された食品総合見本市「FHC上海環球食品見本市2024」にジャパンパビリオンを設置した。同見本市は、上海新国際博覧中心を会場とし、今回で27回目だ。

写真 ジャパンパビリオン全体(ジェトロ撮影)

ジャパンパビリオン全体(ジェトロ撮影)

今回の展示面積は20万平方メートルにおよび、世界50カ国・地域以上から3,000社以上が出展した。会期中には17万人以上のバイヤーが来訪した。

今回のジャパンパビリオンの主なポイントは、参加規模数と各地の特産品が並ぶエリアにあり、規模数については2023年の約2倍で、今回は調味料、アイスクリーム、菓子、日本産コメ、健康食品、麺、酒類などを取り扱う過去最多の74社が出展し、計1,400種類以上の日本産食品・酒類が展示された。また、一部のエリアでは、宮崎県などの自治体が参加するなど、北海道から沖縄まで各地の特産品を主に扱う企業・団体が日本産食品・酒類をPRした。

写真 調味料ブース商談の様子(ジェトロ撮影)

調味料ブース商談の様子(ジェトロ撮影)

写真 菓子ブース商談の様子(ジェトロ撮影)

菓子ブース商談の様子(ジェトロ撮影)

写真 (左)北海道産品の商談、(中央)和歌山県産品の商談、(右)宮崎県産品の商談(ともにジェトロ撮影)

(左)北海道産品の商談、(中央)和歌山県産品の商談、(右)宮崎県産品の商談(ともにジェトロ撮影)

出品者からは、「中国は広いため、各地方での商売が難しいと感じる。今回の展示会に参加して非常に良かった点として、すぐ成約に直結する商談ではないが、各地方からの中華レストラン経営者やバイヤーなどと販売ルートや商流についてコミュニケーションを取ることができ、次の戦略を考慮する上で、有益な情報を得ることができた」「中小企業にとって、無事に出展・販路開拓の機会をいただくことができ、非常に感謝している」「オニオンスープの試飲は3日間で3,000杯提供した。会期中に試飲後、有償サンプル入手へつながった客層が9%以上、そこから業務用の大入り袋の受注決定につながり、予想以上の大きな成果をあげられた」との声があった。一方で、「一般消費者の来場者が多かった」「盗難が多かった。今後主催者に警備員強化などの対応措置をとってほしい」といった声も聞かれた。

ジェトロは、中国での日本産商品の知名度向上や、輸出拡大に向けた取り組みを引き続き実施する予定だ。

(王志燕)

(中国)

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