1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

5~7月期の失業率は3.0%、5期連続で横ばい(香港)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年8月29日 0時45分

添付資料PDFファイル(131 KB)

香港特別行政区政府統計処は8月16日、5~7月期の失業率(季節調整済み、速報値)について、5期連続で横ばいの3.0%と発表した(添付資料図参照)。

業種別にみると、「製造」(前期から0.4ポイント上昇の3.6%)、「小売り・宿泊・飲食サービス」(同0.3ポイント上昇の4.5%)、「建設」(同0.1ポイント上昇の4.3%)が悪化した。「貿易・卸売り」(同0.3ポイント低下の3.0%)、「運輸・倉庫・郵便・宅配サービス・情報・通信業」(同0.2ポイント低下の3.0%)、「金融・保険・不動産・専門およびビジネスサービス」(同0.2ポイント低下の2.6%)は改善した。「行政・社会・個人向けサービス業」(1.3%)は横ばいだった。

年代別にみると、「30~39歳」(前期から0.1ポイント低下の2.3%)の雇用状況が改善した。一方、「15~19歳」(同4.3ポイント上昇の14.1%)、「20~29歳」(同0.2ポイント上昇の5.7%)の雇用状況は悪化した。「40~49歳」(2.7%)、「50~59歳」(2.9%)と「60歳以上」(2.4%)の雇用状況は横ばいだった。

香港政府労働・福祉局の孫玉菡(クリス・サン)局長は「失業率は低水準で維持している」と強調した。今後の見通しについては「来港客や香港居住者の消費パターンの変化によってもたらされる課題により、消費関連産業の雇用状況は若干の圧力にさらされる可能性がある。しかし、域内の持続的な経済成長が労働需要を下支えし、労働市場は短期的には逼迫した状態が続くだろう」との見方を示した。

〔何樂晴(エスター・ホー)〕

(香港)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください