1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

新資本投資参入者スキームを電子申請に移行(香港)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年9月25日 14時25分

香港特別行政区の政府機関として外資系企業誘致などを行うインベスト香港は、3月1日に実施された新資本投資参入者スキーム(New Capital Investment Entrant Scheme:New CIES、注)申請手続きに関して、9月16日から申請者の純資産査定と投資要件査定の申請がオンラインで提出できるようになったと発表した。ただし、申請書を提出する前に申請者は香港公認会計士を雇用(自費)し、New CIESの定める要件を満たすことを証明する書類を得る必要がある。書面申請は10日15日まで受理する。

New CIESの申請が開始された3月1日から9月13日時点までの申請状況は、問い合わせ件数5,000件超、申請件数500件超で、総投資額は150億香港ドル(約2,700億円、1香港ドル=約18円)超が期待されているという。

インベスト香港の劉凱旋(アルファ・ラウ)署長は「New CIES申請件数の増加は、富裕層の香港に対する強い信頼を反映している。このスキームは、成功したビジネスマンや革新的な起業家を香港へ誘致し、香港の資産管理業界の強みを強化する」とコメントした。

(注)投資促進を目的とした投資移民制度。対象は申請前の2年間に3,000万香港ドル(約5億4,000万円、1香港ドル=約18円)以上(相当額の外貨も可)の資産を保有している人、かつ香港で今後3,000万香港ドル以上(相当額の外貨も可)を投資する人。ビザの有効期限は2年間、その他滞在条件はない。

〔何樂晴(エスター・ホー)〕

(香港)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください