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ワクチン接種者の9割がその安全性を信頼、米シンクタンク調査(米国)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2021年9月22日 13時35分

米国シンクタンク、ピュー・リサーチ・センターは9月20日に新型コロナウイルスのワクチン接種などに係る意識に関わる調査結果(注)を発表した。

それによると、ワクチン接種者(少なくとも1回接種)の91%がワクチンの安全性を信頼している(「とても信頼」52%、「ある程度信頼」39%)と回答した。ワクチン未接種者では、78%が安全性を信頼していない(「全く信頼してない」41%、「あまり信頼してない」37%)と回答。支持政党別では、民主党支持者の87%が信頼している(「とても信頼」54%、「ある程度信頼」33%)と回答したが、共和党支持者では55%が信頼している(「とても信頼」22%、「ある程度信頼」33%)と半数程度にとどまった。

ワクチン未接種者では、ワクチンの健康的リスクがまだよくわかってないとする人が81%と大多数(ワクチン接種者では54%)で、公衆衛生当局者はワクチンに関して全て説明してないとする人が80%(ワクチン接種者では44%)、ワクチンの情報を全て理解することは難しいとする人が70%(ワクチン接種者では50%)と、ワクチンへの懐疑的な見方が明らかだ。

一方、ワクチン接種者では、ワクチン接種が新型コロナウイルスの予防に最適とする人が91%(ワクチン未接種者では23%)、ワクチンを接種しない人が状況を悪化させているという人が77%(ワクチン未接種者では13%)と、ワクチン接種で状況を改善できるという見方を示した。

また、ワクチン接種者の62%は、勧められれば追加のワクチン接種も行う意向としている。

8月の調査時点で、少なくとも1回のワクチン接種を実施した人は73%だった。人種別では、アジア系が94%と最も高く、ヒスパニック系が76%と続き、白人(72%)、黒人(70%)を上回った。年代別では、65歳以上が86%と最も高く、50~64歳で73%、18~29歳で66%と年齢が下がるにつれて接種率は低下した。

飛行機搭乗でのワクチン証明提示は賛成が多数

ワクチン証明を求められることについては、飛行機搭乗で61%が賛成、大学での対面授業は57%が賛成、スポーツイベントやコンサート参加では56%賛成といずれも過半数を占めた。

しかし、レストランの屋内飲食では賛成、反対ともに50%と同率で、店舗や企業の屋内利用では反対が54%と賛成(45%)を上回った。

(注)実施時期は、2021年8月23~29日。対象者は、米国の成人1万1,178人、回答者1万348人。

(松岡智恵子)

(米国)

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