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上半期の乗用車BEV登録台数、前年同期比18.5%増の3万7,494台(タイ)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年7月16日 0時40分

添付資料PDFファイル(152 KB)

タイ運輸省陸上運送局(DLT)のデータからジェトロが集計したところ、6月のバッテリー式電気自動車(BEV)の新規登録台数は前年同月比17.4%減の7,994台、内訳は乗用車が24.4%減の5,763台、二輪車が28.1%増の2,094台などだった。ハイブリッド電気自動車(HEV)は68.0%増の1万2,589台(乗用車1万2,515台、二輪車74台)、プラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)は21.6%減の843台だった(乗用車のみ)。

2024年1~6月の電気自動車(EV)の累計新規登録台数は、BEVが前年同期比20.4%増の5万1,820台。内訳は乗用車が18.5%増の3万7,494台、二輪車が37.8%増の1万3,634台などだった。HEVは55.8%増の7万1,906台で、内訳は乗用車が56.4%増の7万1,641台、二輪車が21.4%減の265台だった。PHEVは乗用車のみで21.9%減の4,896台だった(添付資料表1参照)。

DLTのデータ(添付資料表2参照)から、BEV(乗用車)の6月の新規登録台数をメーカー別にみると、1位がBYDで1,823台(シェア31.6%)、2位がCHANGANで774台(シェア13.4%)、3位がAIONで677台(シェア11.7%)だった。中国メーカー8社を合わせると、シェア81.4%を占めた。

また、2024年1~6月のBEV(乗用車)のメーカー別累計新規登録台数は、1位がBYDでシェア39.3%、2位がSAICモーター・CPで同13.8%、3位がNETAオートで同10.6%、4位がCHANGANでシェア8.4%だった。中国メーカー8社でシェア85.4%を占める結果だった。

6月末のEV累積登録台数は前年同月末比52.6%増の65万6,904台。内訳は、BEVが2.4倍の18万3,236台、うち乗用車が2.8倍の12万7,034台、二輪車が2.0倍の5万1,603台に増加した。HEVは35.3%増の41万4,894台、PHEVは20.4%増の5万8,774台だった。

BEV普及のカギの1つの充電設備の設置状況について、タイ電気自動車協会(EVAT)のデータからジェトロが集計したところ、BEVの新規登録台数が単月で2,000台を超え始めた2022年9月末と比較して、拠点数は約3.1倍の2,658カ所(2023年12月時点)、充電器の設置数は約3.8倍の9,694基となっている(添付資料表3参照)。なお、タイ政府では2030年に急速充電器を1万2,000基設置する目標を立てているが、2023年12月末時点で4,533基(進捗率37.8%)となっている。

(高谷浩一、チャナットパット・スクマ)

(タイ)

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