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消費財ブランドのイメージ調査、日本車の購入意欲の高さ示す(チリ、日本)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年10月15日 1時10分

添付資料PDFファイル(201 KB)

チリの調査会社カデム(Cadem)は10月3日、各種消費財ブランドについてのイメージ調査(注)の結果を発表した。それによると、自動車分野で「どのブランドの自動車を購入したいか」という設問で、1位がトヨタ(回答者の13%が選択)、2位が日産(11%)、3位がスズキ(10%)と上位に日本車がランクインした(添付資料図1参照)。スズキの3位と同率で現代と起亜が並び、シボレー(9%)がそれに続いた。

ブランドそのものの知名度についての設問では、1位は現代(回答者の74%が「知っている」と回答)だったが、同率の2位に日産とスズキ(73%)がつけ、5位にトヨタ(71%)が入った(添付資料図2参照)。その他、上位にはシボレー(73%)、プジョー(70%)、起亜(69%)などのブランドが並んだ。

また、各ブランドについて、ポジティブかネガティブかを評価する設問もあり、最もポジティブな評価を受けたのはBMW(回答者の88%がポジティブな印象と回答)だった(添付資料図3参照)。当該設問の集計はポジティブな評価を受けた順に並んでいるため、日本メーカーとしては5番目のトヨタが79%で最も上位だったが、同社はネガティブな評価が6%のみと、全ブランドでメルセデス・ベンツと並んで最も少なかった。その他上位10社の中ではマツダ(ポジティブ:69%、ネガティブ:11%)も10番手にランクインしており、同社よりやや上位のブランドと比べてもネガティブな評価の割合が少なかった。

(注)700人を対象に9月24~25日に実施。

(佐藤輝美)

(チリ、日本)

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