1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

韓国、2024年の自動車生産は2.7%減、輸出は微増(韓国)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2025年1月20日 10時40分

添付資料PDFファイル(179 KB)

韓国産業通商資源部は1月16日、2024年の自動車産業動向を発表した(添付資料表1参照)。発表によると、2024年の自動車生産台数は前年比2.7%減の412万8,447台、国内販売台数は6.5%減の162万5,848台、輸出台数は0.6%増の278万2,639台だった。輸出額は707億8,900万ドルで、前年と比べ0.1%減少したものの、歴代2位の輸出実績となった。

自動車輸出額を地域別にみると、北米(400億1,300万ドル、前年比8.3%増)、アジア(58億7,800万ドル、3.3%増)への輸出額は増加した(添付資料表2参照)。一方、EU(80億5,800万ドル、25.4%減)、中東(51億6,800万ドル、5.7%減)などは減少した。

エコカーの輸出台数は、ハイブリッド自動車(HV、43万3,148台、前年比38.4%増)が牽引し、前年比1.5%増の73万6,048台となった。他方、電気自動車(EV、25万4,482台、26.6%減)やプラグインハイブリッド自動車(PHV、4万8,318台、25.7%減)は大幅減となった(添付資料表3参照)。

産業通商資源部は「2024年は世界的な自動車販売の失速やEV需要の低迷など、韓国の自動車産業にとって厳しい年だった」と総括し、「2025年も引き続き難しい状況が予想されるが、『エコカー・二次電池の競争力強化策』(注)に基づき、EV需要低迷への対応や先端産業の技術力強化などに向けた課題解決に取り組んでいく」とした。

(注)エコカーと二次電池分野における産業の危機克服と世界市場での主導権確立のために、韓国政府が1月15日に発表した。エコカーに対する国民負担の軽減や未来技術の実用化、バッテリーサプライチェーンの確保などが掲げられている。

(橋本泰成)

(韓国)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください