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インドで経済産業省とジェトロ主催の大型ピッチイベント初開催(インド、日本)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年8月13日 1時10分

添付資料PDFファイル(157 KB)

インド南部ベンガルール市内で8月5日、日本の経済産業省とジェトロの主催で、両国の大企業とスタートアップ企業の協業を促進する「日印イノベーションピッチ」が開催された。日本政府がインドで大型ピッチイベントを実施するのは初の試みだ。同イベントには、両国政府をはじめ、インドのベンチャーキャピタル(VC)やアクセラレーターなど合計22社の後援があった。

イベントには、課題を提供するチャレンジオーナーとして、オムロンヘルスケア、豊田通商、マルチ・スズキ、インドIT大手のインフォシス(Infosys)、インドのインフラ大手GMRグループの5社が参加した(添付資料表参照)。5社はインドの社会課題などに関する合計14件の課題を示し、それらに対し、インドなどのスタートアップから合計で130以上のソリューション提供があった。ピッチイベント当日はチャレンジオーナー5社に選ばれたファイナリストスタートアップ15社がピッチ登壇し、その後、協業に向けた鋭い質疑応答が行われた。

冒頭では、シビ・ジョージ駐日インド大使のビデオメッセージ、中根勤・駐ベンガルール総領事、依田学経済産業省通商政策局審議官、カルナータカ州のエクループ・カウール電子・情報技術・生命工学・科学技術局長らがあいさつした。ネットワーキングランチでは、会場に集った200人以上が盛んに情報交換をし、会場は熱気にあふれた。

オムロンヘルスケア・インディア商品企画&新規事業開発マネジャーの山本克行氏は「確実に協業が生まれる貴重な機会だったと感じている。ピッチイベント前の綿密な選考プロセスのお陰で、えりすぐりのスタートアップがそろった。そのため、当日は非常に深いレベルの議論が可能となり、今後の協業の可能性も高まった。イベント3日後には、参加したインドのスタートアップとの初回の対面会議を行い、具体的な協業案の議論が進行している」とコメントした。

写真 フォトセッションの様子(ジェトロ撮影)

フォトセッションの様子(ジェトロ撮影)

写真 質疑応答の様子(ジェトロ撮影)

質疑応答の様子(ジェトロ撮影)

(夏見祐奈)

(インド、日本)

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