ガーナのマハマ新大統領が就任、信頼回復と経済再生を強調(ガーナ)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2025年1月14日 16時0分
ガーナで1月7日、ジョン・マハマ氏が大統領に就任した。首都アクラ市内のブラックスタースクエアで行われた就任式典で演説を行い、「経済の回復、ビジネス環境の改善、統治と憲法改革、説明責任と汚職との戦いという4つの重要分野に最初に取り組む」と、信頼回復と経済再生を強調した。
現地報道によると、就任式前日にマハマ氏は首席補佐官や大統領秘書官といった要職7ポストの人事を発表した。閣僚の任命は今後予定されているが、政権交代が進み、自身の政権の順調なスタートをアピールした。
2024年12月7日に大統領選挙と同時に行われた国会議員選挙でも、マハマ氏が所属する国民民主会議(NDC:National Democratic Congress)が過半数を獲得して与党となった。前政権時には与党・新愛国党(NPP:New Patriotic Party)とNDCが全275議席のうち137議席ずつを獲得し、1議席が無所属という割合になっていた。
マハマ氏は2012年から2017年に大統領を務めたため、ガーナの大統領としての任期は2025年1月7日から2029年1月6までの4年間1期のみとなる。大統領経験者として財政と経済の立て直しや、国民の信頼の回復といった取り組みを進める。
(中川翼)
(ガーナ)
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