起業家フォーラム「TiEグローバルサミット2024」、ベンガルールなどで開催(インド)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年12月20日 0時50分
インド南部カルナータカ州で12月9~12日、米国発の起業家フォーラム「TiEグルーバルサミット(TGS)2024」が開催された。TiEは「インダス・アントレプレナー(The Indus Entrepreneurs)」の略称で、1992年に米国シリコンバレーで設置され、現在は世界14カ国61都市に拠点を持つ世界最大の起業家ネットワークだ。アジア地域ではインド以外に、シンガポール、香港、日本に拠点を持つ。TGSは2016年から毎年、TiEの拠点国で開催されており、9回目に当たる2024年は、州都ベンガルールとマイソールでの開催となった。
会期中の4日間で約8,500人以上の起業家や投資家、ビジネス関係者を含む合計約2万5,000人が参加し、650以上のスタートアップ企業がブース出展を行った。初日の9日に基調講演を行ったカルナータカ州のプリヤンク・カルゲ情報通信(IT)相によると、インドは12万5,000社以上のスタートアップと、110社以上のユニコーン企業(企業価値10億ドル以上で未上場)を擁する世界最大のスタートアップエコシステムを抱え、特にベンガルールのエコシステムは、1万6,000社以上のスタートアップ、1,536社のベンチャーキャピタル(VC)、2,256件のコーポレートベンチャーファンド、1万7,000人以上のエンジェル投資家から成るという。
また、2022年に開始された州政府のスタートアップ助成金イニシアチブ「Elevateプログラム」の下で、既に983社以上のスタートアップが支援を受けており、総額25億ルピー(約45億円、1ルピー=約1.8円)が支払われていることや、ベンガルールのスタートアップの資金調達額がインド全体の47%を占めていること、スタートアップ企業の24%は女性起業家であることなどの説明があった。
日本からは、ファインディ、primeNumber、One ACT、StratAspireがブース出展するとともに、ステージでは各社のビジネスピッチやパネルディスカッションが行われた。
パネルディスカッションの様子(ジェトロ撮影)
(夏見祐奈)
(インド)
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