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コスタリカのデジタル貿易協定DEPA加入交渉、実質妥結(シンガポール、チリ、ニュージーランド、韓国、コスタリカ、中国、カナダ、ペルー、アラブ首長国連邦、エルサルバドル、ウクライナ)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2025年1月27日 13時40分

デジタル経済パートナーシップ協定(DEPA)の締約国(チリ、ニュージーランド、シンガポール、韓国)は、コスタリカとの加入交渉が実質的に妥結したと発表した〔シンガポール貿易産業省(MTI)の1月24日付プレスリリース参照〕。コスタリカは2022年12月にDEPAへの加入を申請し、2023年10月に加入手続きの開始が決定し、交渉に当たる加入作業部会(AWG、議長はニュージーランド)の設置が発表されていた(2023年10月10日記事参照)。締約国4カ国とコスタリカの関係省庁による共同発表(既出MTIプレスリリース)によると、DEPA締約国は今後、コスタリカの加入プロセスを完了するために、同国と協力していく。

DEPAは、2020年6月にチリ、ニュージーランド、シンガポールの3カ国で署名したデジタル分野に特化した協定だ。2021年1月にニュージーランドとシンガポール、同年11月にチリで発効し、2024年3月には3カ国の間でDEPAに関する議定書が発効した。また、韓国との加入交渉を経て、2024年5月に韓国がDEPAに加入した(2024年5月16日記事参照)。

DEPAにはこれまでに、韓国とコスタリカを除くと、中国、カナダ、ペルー、アラブ首長国連邦(UAE)、エルサルバドル、ウクライナの6カ国が加入申請を行った。中国とカナダについては2022年8月、ペルーについては2024年12月、AWG(中国のAWG議長はチリ、カナダのAWG議長はニュージーランド、ペルーのAWG議長は韓国)の設置が発表された(2022年8月19日記事2022年8月29日記事2024年11月21日記事参照)。

(朝倉啓介)

(シンガポール、チリ、ニュージーランド、韓国、コスタリカ、中国、カナダ、ペルー、アラブ首長国連邦、エルサルバドル、ウクライナ)

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