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アゼルバイジャンとトルコの天然ガス供給契約、2030年まで延長(トルコ、アゼルバイジャン、トルクメニスタン)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年6月11日 0時0分

トルコのエネルギー・天然資源省は6月4日、トルコとアゼルバイジャンが天然ガス供給契約を2030年まで延長し、また、トルクメニスタン産ガスをアゼルバイジャン経由でトルコに供給することで合意したと発表した。

トルコ国営石油ガス・パイプライン輸送会社ボタシュ(BOTAŞ)と、アゼルバイジャン国営石油会社ソカール(SOCAR)、アゼルバイジャン・ガス供給会社(AGSC)は、バクーで6月4日から6日まで開催されたエネルギーウイークと第29回国際カスピ海石油・ガス博覧会の開幕に合わせて、天然ガスの供給と交換に関する契約を締結した。同協定の調印式には、トルコのアルパルスラン・バイラクタル・エネルギー・天然資源相とアゼルバイジャンのミカイル・ジャバロフ経済相が出席した。

BOTAŞとAGSCは2024年末に期限を迎える両国のガス協定を2030年まで延長することで合意・署名し、BOTAŞとSOCARはアゼルバイジャンのガスをトルコ経由で欧州やアゼルバイジャンの飛び地のナヒチェバン自治共和国に輸送、トルクメニスタンのガスをトルコに供給することなど4協定に署名した。ただ、輸送量や価格に関する情報は明らかにされていない。また、トルクメニスタンからのガス供給の手段についても不明だ。

トルコは国内では天然ガスをほとんど生産しないが、ロシア、アゼルバイジャン、トルクメニスタンなどの天然ガスを欧州などの市場に再輸出する「天然ガスハブ」となることを望んでいる。

(中島敏博)

(トルコ、アゼルバイジャン、トルクメニスタン)

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