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2024年ラゴス国際見本市が開幕(ナイジェリア)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年11月8日 1時5分

38回目を迎えるアフリカ最大規模でのラゴス国際見本市がナイジェリアで11月1日に開幕した。ラゴス商工会議所(LCCI)の主催で、10日間の会期で開催されている。ジェトロが運営するジャパンパビリオンは9回目の出展となり、40社が出品した(10月28日ジェトロの「お知らせ・記者発表」参照)。主催者によると、今回は日本を含む15カ国からの出展という。ナイジェリアが高いインフレーション(2024年10月17日記事参照)や、通貨ナイラの対ドル安(2024年2月16日記事参照)の厳しい経済環境に直面している中、開会式でガブリエル・イダホサLCCI会頭が「ビジネスを結び付け、価値を創造する」という見本市のテーマを掲げ、企業が生き残るためのビジネスの創造にこの見本市がプラットフォームとして役割を果たしていくと強調した。

初出展したアップルペクチン研究所(青森県弘前市)の川口雄暉代表は「美容や健康への関心の高さを感じる。代理店が決まれば、ビジネスチャンスは広がると思う」と話す。ケイブライト(奈良県)の曽田忠典代表取締役は「ガジェットへの関心は高い。かなりの企業と早速SNSでやり取りが始まり、みな行動が早い印象がある」という。直近の経済環境の厳しさを反映してか、ジャパンパビリオンには会期の初日から5日間で1万746人が来場しているが、前年よりも低調にとどまっている(2023年のジャパンパビリオン来場者実績は10日間で5万4,000人全体の来場者実績は8万3,613人)。

写真 ラゴス見本市の開会式(ジェトロ撮影)

ラゴス見本市の開会式(ジェトロ撮影)

写真 アップルペクチン研究所ブース(ジェトロ撮影)

アップルペクチン研究所ブース(ジェトロ撮影)

写真 ジャパンパビリオン(ジェトロ撮影)

ジャパンパビリオン(ジェトロ撮影)

(奥貴史)

(ナイジェリア)

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