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メキシコ中銀が利下げ、政策金利は10.00%に(メキシコ)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年12月20日 14時15分

添付資料PDFファイル(169 KB)

メキシコ中央銀行は、12月19日の金融政策決定会合において、銀行間翌日物金利の誘導水準(政策金利)を25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き下げ、翌20日から10.00%とすることを決めた(添付資料図参照)。

2023年3月に11.25%まで上昇した政策金利は、2024年3月に25bp利下げした後、8月、9月、11月、12月と立て続けに25bpずつ利下げし、10.00%となった。2024年単年だけで125bpの利下げとなった。シティバナメックス銀行(Citibanamex)が発表したアンケート(11月20日付)によれば、アナリスト31人のうち28人が、25bpの利下げを予想していた。また、同アンケートでは2025年末の政策金利の予想を7.50~9.00%としている。

メキシコ中央銀行は、「総合インフレ、コア・インフレ(注)ともに低下傾向にある。2026年第3四半期にはターゲット値(中銀の目標値である3.0%)に収れんするものとみている。米国による対メキシコ追加関税を導入する可能性が予測に不確かさをもたらしている。導入されれば、(墨米双方にとって)インフレ圧力となるだろう」(12月19日付プレスリリース)とし、2025年1月20日の米国のドナルド・トランプ次期大統領就任後の影響についても言及した。

(注)天候などにより価格変動が大きい農産品やエネルギー価格、政府が決定する公共料金などの価格を除いた指数。

(中島伸浩)

(メキシコ)

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