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2023年の港湾貨物取扱量は前年比5.0%増、政府は新興国との物流強化へ(ロシア)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年1月24日 0時30分

添付資料PDFファイル(141 KB)

ロシア商業海港協会の発表(1月18日)によると、2023年のロシア海港での貨物取扱量は前年比5.0%増の8億8,380万トンだった(添付資料表参照)。ロシア政府は物流インフラを整備すると同時に、新興国とのつながりを深めていく方針を示唆した。

貨物取扱量を品目別で前年と比較すると、コンテナ貨物(10.5%増)、穀物(1.6倍)、鉱物質肥料(1.5倍)、原油(6.3%増)が伸びた。一方で、鉄鋼(12.8%減)、鉱石(23.0%減)、石油製品(12.6%減)、液化ガス(3.2%減)が減少した。海港所在海域別では、アゾフ・黒海域が10.4%増、カスピ海域が29.7%増、極東海域が4.5%増だった。

12月単月で見ると、ロシア海港の貨物取扱量は前月比で15%増となったものの、前年同月比では2%減だった。前月比での取扱量増加の主な要因は、11月のアゾフ・黒海域での暴風雨によって同海域での積み替え作業が一時麻痺し、取扱量が減少したことによる反動増が大きい。(「インフラ・ニュース」1月16日)。

ロシア政府は物流網の強化と、物流でも新興国との結びつきを強めていく姿勢を示している。ロシアのミハイル・ミシュスチン首相は12月12日、対外経済活動の発展に関する戦略的会議で、エネルギー輸出先については西側諸国から新興国などにシフトさせることの重要性について言及。また、輸送インフラを整備することにより、教育や医療の輸出を含め、国内の技術や製品、サービスを促進する上で非常に有望な市場のアフリカや中南米などでのロシアのプレゼンスが確保されることにつながるとした。また、1月12日にウラジーミル・プーチン大統領と会談したロシア鉄道のオレグ・ベロジョロフ社長も南北国際輸送路(注)に注目していると言及した。

(注)イランなどを経由して、インドとロシアを結ぶ複合輸送網。

(後藤大輝)

(ロシア)

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