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ワイヤーと管材製造加工・技術展示会開催、中国企業が存在感(ドイツ)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年5月10日 0時40分

ドイツ西部に位置するデュッセルドルフで41519日、国際ワイヤー産業展「Wire」と、国際管材製造加工・技術展「Tube」が開催された。同展示会は2年に1度の開催で、「Wire」には60カ国から1,500社、「Tube」には54カ国から1,200社の出展があった。エネルギー価格の高騰や温室効果ガス(GHG)削減が求められる中、5日間の会期中、ワイヤー、ケーブル、管材、パイプ業界や上流のサプライヤーが今後のエネルギー課題に対応可能な技術や製品の展示を行った。両展示会の注目テーマは「エコメタルズ」と「エネルギーキャリアとしての水素」で、製造過程で二酸化炭素(CO2)を大幅に削減した環境負荷の低い鉄鋼のグリーン鉄鋼や、液体水素の輸送や貯蔵に関するフォーラムが開催された。

国別の出展を見ると、2つの展示会を合わせて中国から678社、次いでドイツ508社、イタリア361社、トルコ213社、インド183社だった。日本からは21社だった(日本拠点からの登録。海外現地法人からの登録は含まず)。最大の出展企業数を誇る中国については、両展示会のホールにナショナルパビリオン「Meet China’s expertise」を設け、中国からの関連企業や技術の欧州展開への後押しをしていた。

写真 大規模な中国のパビリオン(写真提供:Messe Düsseldorf / ©Tillmann)

大規模な中国のパビリオン(写真提供:Messe Düsseldorf / ©Tillmann)

次回は2026年4月13~17日にデュッセルドルフで開催予定。

(作山直樹)

(ドイツ)

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