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2024年第1四半期のドイツ国内宿泊件数、過去最高に(ドイツ)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年5月30日 0時15分

ドイツ連邦統計局は5月22日、2024年第1四半期(1~3月)のドイツ国内の延べ宿泊件数が8,875万3,413件(前年同期比8.2%増)と発表した(注)。新型コロナ禍以前の2019年第1四半期の宿泊件数の8,690万件を2.1%上回り、過去最高を記録した。

2024年第1四半期の国内延べ宿泊件数では、外国からの国内宿泊件数が1,495万7,019件(前年同期比7.8%増)を占めた。同期間の1人当たりの平均宿泊数は2.3泊だった。宿泊件数を国別にみると、オランダからの宿泊件数(172万6,604件、3.6%増)を筆頭に、米国(106万4,266件、8.5%増)、スイス(100万5,303件、12.9%増)、ポーランド(96万5,851件、1.4%増)、英国(88万3,917件、5.8%増)などと続いた。日本は14万194件(20.0%増)となった。ドイツ国内からの宿泊件数も伸びをみせ、7,379万6,394件(8.3%増)だった。

ドイツ連邦統計局によると、3月の国内宿泊件数も増加傾向にあり、3,549万4,221件(前年同月比12.0%増)と単月で過去最高となった。特に3月が好調だった要因として、シュレスビヒ・ホルシュタイン州を除き、ドイツ各州の2024年のイースター休暇が例年より早く3月中に開始したことを挙げた。

なお、ドイツ観光連盟(DTV)のノルベルト・クンツ取締役は英国の通信社の「ロイター」とのインタビュー(5月14日)で、6月14日~7月14日にドイツで開催されるサッカー国際大会「UEFA EURO 2024」がドイツにおける観光に良い影響をもたらし、2024年も前年をさらに上回り過去最高となる可能性が高いとコメントした。

ドイツ連邦統計局の統計では、2024年第1四半期のドイツ宿泊業の売上高が前年同期比で実質1.9%増、名目で4.9%増となった。

(注)統計の対象は10以上のベッドがあるホテル、ホステルなど、または10台以上のオートキャンプ場があるキャンピング施設となっている。

(クラウディア・フェンデル)

(ドイツ)

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