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不倫ブームから妻の目をそらすために夫がすべきこと

JIJICO / 2014年10月21日 12時0分

不倫ブームから妻の目をそらすために夫がすべきこと

不倫ブームから妻の目をそらすために夫がすべきこと

「不倫・浮気は男性の専売特許」は、もう過去のこと

近頃のテレビドラマや映画では「不倫」をテーマにしたものが大流行。妻の浮気に苦しむ夫からの相談が増えており、ブームは私も肌で感じていました。昔から不倫・浮気は男性の専売特許でした。それが今、少し状況が変わってきています。「男性の浮気はよくあること」と女性には刷り込まれてはいますが、男性はそういうトレーニングがあまりできていないため、妻のそれよりかはショックが計り知れないようです。

それにしても、なぜ、不倫をテーマにしたドラマや映画が、これほど流行るのかを考えてみました。韓流ドラマのヨン様への世の奥様たちの「お目目ハート」時代から10年。男も女も、老いも若きも、独身も既婚者も…結局いくつになっても誰も恋が好きなのでしょう。東京の原宿には「壁ドンカフェ」なるものがオープンしたそうです。

結婚生活も長くなると、妻も口やかましくなりますし、反対に夫は無愛想にもなります。そんな時、例えばパートに出たら、職場の上司や同僚から「○○さんのおかげでとても職場が明るくなって助かるよ」なんて褒められたりしたら、嬉しくなるでしょう。要は、「自分を必要としてくれている」という実感が不倫につながるのです。

女性のハートの中には一人分しか入れるスペースはない

では どうしたら妻の不倫を回避できるのでしょうか。生物学上、夫という生き物は、妻も愛人も並行して愛することもできる欲張りな生き物です。しかし、妻の不倫はそれとは違います。女性のハートの中には一人分しか入れるスペースはありませんし、それで充分。妻の不倫は、夫に対しての愛情が冷えているというより、何かが終わっている場合が多いのです。だから、妻のハートに不倫の相手が入り込んでいるとしたら、夫の入る余地がないというより、先に出て行ったのは夫の方かもしれないのです。

それでも家庭生活を継続しているとしたら、それは子どもを育てるためとか、母としての役割にシフトしている場合がほとんどです。ここに夫が気づかず、妻のことを「母さん」と呼んでいたら、妻も母という役割をこなすだけになります。妻も別に離婚まではしたくないとなると、心の通わない生活が続きます。そんな暮らしが幸せなはずがありません。

妻の心を考える歌「アイツムギ」を手紙に添えて

「刺激的な恋」でも継続すればそれは刺激ではなくなりますが、次には絆が生まれます。不倫相手と長くなると絆ができ、いずれ離婚を求めてきます。そうなってしまった原因は様々ですが、少なくとも妻の不倫に気づかなかったというのは、信頼していたのではなく、妻の心を考えもしなかったということなのです。

何が妻の心を離してしまったか、それを考えるにあたり、ちょうど良い歌があります。「アイツムギ」(作詞・作曲:川村結花)です。夫には、気づくことがこの歌にはあるでしょう。

夫婦の閉塞感に風穴を開けるなら、口で言えない言葉を手紙にして、この歌のCDを添えて妻に届けてみてはいかがでしょうか?特に別居などに至っている場合には効果的です。妻だって本当は離婚なんてしたくないのです。メールの返信もない場合でも手紙は破らないでしょう。意外と女性は手紙が好きです。妻を持つ夫の皆さん、頑張りましょう。

(村越 真里子/夫婦問題カウンセラー)

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