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冷麺やそうめん、実は高カロリー?工夫が必要な夏メニューの食べ方

JIJICO / 2015年8月2日 10時0分

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冷麺やそうめん、実は高カロリー?工夫が必要な夏メニューの食べ方

冷たい麺類は涼しげなイメージから低カロリーと思いがち

暑い季節に食べたくなる料理といえば、さっぱりとした「冷やし中華」や「そうめん」「冷麺」などで、こういったメニューは食欲がないときでも食べやすくて人気がありますよね。

ツルっといただける涼しげなイメージで「低カロリー」と思いがちなのですが、これら麺類の多くは小麦粉が原料になっています。冷麺はそば粉を使っているものや、ジャガイモ、トウモロコシといったでんぷんが原料になっているものもあります。これらは炭水化物なので、100gあたり、中華麺は280 kcal、そうめんは356 kcalとカロリーは低くありません。

ビーフンなどもあっさりと食べられるのでヘルシーに感じますが、うるち米が原料で、最近ではトウモロコシのでんぷんを混ぜて作るのが主流となっているため、100gあたり377 kcalとうどんよりもカロリーが高い食材です。ダイエット中の人は食べる量を少なくしたり、こんにゃくや豆腐などを原料とした低カロリーの麺を用いるなど食べ方や麺の選び方を工夫するとよいでしょう。

夏バテ予防によい山芋類もカロリーは高め

夏は、暑さによる自律神経の乱れなどから免疫力が低下し、体がだるくなったり食欲不振になったりすることがあります。そんなときは滋養強壮効果の高い長芋をすりおろし、「とろろご飯」「麦とろ」「山かけ丼」にして食べる人も多いと思います。

長芋は、疲労回復に効くビタミンB1やビタミンCが豊富で、消化を助ける酵素や胃粘膜を保護するムチンも含まれているので消化吸収にも優れています。山芋を種類別で見てみると、長芋は100gあたり65kcal、大和芋で108kcalほどあり、野菜の中ではカロリーは低い方ではありません。

芋類の中でも、高カロリーのイメージがあるジャガイモは100gあたり76 kcal。大和芋はジャガイモよりもカロリーが高いのです。ただ、山芋は食物繊維やたんぱく質、カリウムなども豊富なので、一概にカロリーだけを見て「太りやすい」と考えてしまうのは間違いです。

問題はカロリーそのものではなく、とろろにするとスルスルと食べられ、ついご飯を多めに食べてしまったり、早食いになってしまうことです。血糖値も上がりやすく、脂肪を溜めこみ太りやすくなってしまうので、食べ過ぎには気をつけ、ゆっくり食べるようにしましょう。

かき氷もトッピングが増えればごはん2杯分に

夏場はかき氷を食べてひんやりしたくなりますね。かき氷は、バリエーションも豊富で近年は大ブームになっています。氷そのものにカロリーはありません。しかしシロップや練乳、アイスクリーム、餡、クリーム、白玉、フルーツなどのトッピングが増えれば増えるだけ、カロリーはぐんぐんアップします。各ファミリーレストランのかき氷を比べてみると、カロリーが高いもので350~370Kcal。ご飯(110g)を茶碗2杯分食べる計算になります。

また、かき氷を食べると体が冷えその後の熱効率が悪くなってしまうので、食べる量は程々にしましょう。

(小針衣里加/料理研究家)

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