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健康寿命を延ばして素敵な人生を過ごしましょう!

JIJICO / 2016年4月20日 10時0分

健康寿命を延ばして素敵な人生を過ごしましょう!

健康寿命を延ばして素敵な人生を過ごしましょう!

2025年問題 人口減少と移民や外国人就労者が増える日本

日本人の平均寿命は、男性80.21才、女性86.61才(2013年厚生労働省調べ)と世界トップになっています。
長生き出来るのは、安心して暮らせる国になったのが大きな要因でしょう。
しかし、昨年行われた国勢調査の速報から人口の減少が発表されました。
これによって、日本は超高齢化社会を現実に迎える事が明白になりました。

最近、言われている『2025年問題』をご存知でしょうか?
人口の20%が「後期高齢者」になり、単純労働に就く移民と外国人が増えることは確実な情勢になりました。
逆に移民や外国人が増えないとなおさら日本が成り立たない状況になっているのです。社会構造が変わりつつある中で、安心感があった医療と介護だけが守られる訳がありません。

街に人があふれ、子供たちが教室にぎゅうぎゅう詰めで授業を受けた、古き良き日本は二度と戻らないのです。
そして、増えてゆく空席を言葉の通じぬ人々が埋めていくことになるのでしょう。

2025年 10人に1人は認知症?

このまま無為無策で過ごせば、私たちはとんでもない事態に見舞われ、社会保障の破綻、際限ない増税といった山積みの問題に10年足らずで直面することになるのです。
一気に表面化するのです。

これから10年間で、日本の人口は700万人減少し、さらに15~64才の生産年齢人口が7000万人まで落ち込む一方、65才以上の人口は3500万人を突破すると予測されています。
2025年には、団塊の世代が75才を超え後期高齢者となり、国民の3人に1人が65才以上、5人に1人が75才以上という世界でも類のない『超・高齢化社会』の国になるのです。

若者が減り老人が増え、製造に携わる人が減り介護や葬式に携わる人が増えるなど、国自体が老境に入っている状態になるのです。
しかも現在でも、軽度の方まで含めると820万人程度が認知症という厚労省データもあります。
これに基づけば、2025年には1.5倍1200万人以上が認知症になっても不思議ではありません。
すなわち10人に1人が認知症ということになるのです。 
そんな未来を迎える国だからこそ、病気にならず元気な人生を過ごすため努力が必要なのです。

健康寿命

「平均寿命」は健康水準の指標として用いられています。
日本は世界でも高水準を保っており、特に女性は1985年以来、世界第一位を維持しています。
このような成果は、国の繁栄によってもたらされたと考えられます。

一方「健康寿命」は、健康で支障がなく日常生活を過ごす事ができる期間を意味します。
これはWHO(世界保健機関)が、2000年に生活の質(QOL)を重視した考えの概念です。
つまり、何才まで自分自身で自立して健康で暮せるかの指標にしています。

健康寿命*は日本では男性71.19才、女性74.21才となっています。
上記の平均寿命との差は、男性で約9年、女性で約13年もあり、この間に自立度の低下や寝たきり認知症など生活習慣病により要支援・要介護状態になるというのが読み取れます。
これらが健康寿命の最大の敵です。
*健康寿命:厚生労働省「2013年簡易生命表」「2013年人口動態統計」
      総務省「2013年国民生活基礎調査」「2013年推計人口」より算出

健康寿命を延ばすために 免疫力アップのためのセルフ治療

多くの生活習慣病を改善するには、自己治癒力(免疫力)を高める方法を組み合わせる事が不可欠です。
この中でも、特に自分で行うセルフ治療(ケア)は、最も基本になり、最も有効なものです。
しっかり励行することによって健康寿命を延ばしましょう。

一日の生活リズムを守りましょう。特に睡眠はしっかり取りましょう。
そして、季節を感じながら過ごす事は、感性を高め心に安らぎを与える事になります。

セルフ治療の3つの要素

セルフ治療のためには意識するポイントがいくつかあります。
以下、セルフ治療のための3つの要素について説明します。

①メンタル・・生き方チェンジ
過度に医者に依存するのではなく、自分で治す意識を持つことです(医療・介護からの自立)。
やり甲斐ではなく生きがいや夢を持ち、笑いながら過ごす日々を多くします。
開き直って、これからの人生の過ごし方と死に方など生死観を考えます。
元気で楽しく、ハツラツとした毎日を過ごしている人達と接する機会を増やします。

②栄養素・・体内環境を整えるために食事の大切さ
食事の一番大切なのは、美味しく栄養素のバランスが整い、それが上質である事です。
エネルギーとなる食材としては、全粒穀物。
副菜は、野菜・きのこ・海藻・果物を主体に摂取することです。
ただ、現在の食生活を考えるとベースサプリメント*は必要不可欠です。これらも欠かさず摂るようにしてください。
*ベースサプリメント・・マルチビタミンミネラル・プロバイオティクス・オメガ3・ソイプロテイン

③運動・・活動的に
筋肉がしっかりあると体温が上がり、体内環境(代謝)が良くなり免疫力も整います。
その方法として、まず体幹トレーニングによって姿勢を保ち腹式呼吸・ストレッチ・筋トレ・ウォーキング・スロージョギング・ふくらはぎマッサージなどを行うと良いでしょう。

おわりに

医療は今も進歩していますが、生活習慣病と言われる慢性疾患にかかる方は増加し続けています。
もう治療を受けるだけで、完治を医者などの医療に求めても無理がある事は明らかです。
そこで、病気になりにくい生活を過ごす事(セルフ治療)がとても大切な時代になったのです。

健康寿命と天寿が同じになるように、素敵で健康的な毎日を過ごせる事を願っています。

(加藤 晴之/サプリメントアドバイザー・健康セミナー講師)

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