夏に向けて 体型をカバーしながらおしゃれを楽しむ夏のファッション術
JIJICO / 2016年7月19日 9時0分
夏に向けて 体型をカバーしながらおしゃれを楽しむ夏のファッション術
30~40代女性にとって悩ましい夏のファッション
今年も暑い夏になりそうな予感のこの頃。
夏はイベントごとも目白押しで好きだけど薄着になるので体型が気になる。
そんな季節でもありますね。
30~40代となってくると「若い時と違って体型的に流行のものが合わせにくい」とか「ダイエットが間に合わなかった」 「薄着になるからカラダのラインが気になる」など、いろいろ悩ましいことが増えますよね。
でも、「暑さに負けない気分のあがるおしゃれはしていたい!」という気持ちにもなります。
いくつになっても乙女心は大切にしたいですよね。
そんな方へさりげなく体型をカバーしながら、今年っぽいおしゃれを楽しめる着こなし方のポイントを紹介します!
30~40代での体型カバーの着こなしポイント
若い頃の体型カバーの仕方と30~40代での体型カバーの仕方は異なります。
30~40代の方は少しポイントを変えるとぐっとスタイリング力があがります。
そのためにも、体型カバーは、まず初めに全身のバランスをとることが大事!
ちょっと鏡の前に立ってみて、まずは自分の気になるポイント3つと、ここは出しても大丈夫よという魅せポイントを3つ、全身の中からチェックしておきましょう!
体型カバーは、ついついやりがちな「見えなくするスタイリング」とは違います。
魅せポイントは、足とかスタイルに直結するパーツじゃなくても手首とか、頬とか、ひじ、などでもいいですよ。
よくある体型カバーの失敗例のひとつに、気になるところをカバーするのと同時に、魅せポイントも一緒に隠してしまうこと。
それによって結局「隠れている=見えなくしている」だけのダルダルスタイリングになってしまいます。
魅せポイントはきれいに出すようにして気になるポイントと一緒に隠さないようにしましょう。
顔のパーツだったらそこはメイクを丁寧に行うなど。
手とかでしたらハンドクリームやネイルなどでさらに潤いをプラスで。
カバーするとか、バングルをつけるとか意識しておくと視線がそこに行きやすいので自然と気になる部分が目立たなくなったりスタイリングにメリハリが出てきます。
体型カバーではトップスとボトムの面積比率が同じにならないように
また、30〜40代になると、若い頃と違って雰囲気や体型が変わってきやすいもので、一般的な体型カバーの方法だと自分に合わない、ということもよくあります。
洋服のトップスとボトムの面積の比率が同じにならないようにするだけでも、スタイルがよく見えやすいです。
どちらかを少なくしもう一方を多くするなど工夫してください。
例えばシャツはちょっと前をパンツにインして面積を少なくするとかパンツの裾をロールアップさせて足首を見せるとか、ベルトを使うとか。
トップスの面積を大きくとったら、ボトムは少なく、ということはパンツの丈を短めにするとか。
どうしても日本人は下半身が短くなりやすいので、色の面積が5対5の比率にならないようにするということですね。
そこで夏はサンダルなどの高さのある靴を活用すると高さが出て足もきれいにみせられ、下半身のバランスが増えるので、すっきり魅せられます。
サンダルなら靴選びが難しい方でも夏は取り入れやすいと思うので思い切って色柄のあざやかなものでチャレンジするのもいいです。
小物にアクセントをつけるとスタイルも引き締まります。
綺麗な色やご素材のクラッチバック、トート型のかごバックとかも夏らしくてステキですよね。
今年の流行を取り入れながら体型カバー
そして、体型カバーをするならトップス、ボトムのどちらかをゆるっとしたシルエットのものを選んだら、もう一方はジャストサイズのもの&ゆったりシルエットのものではないアイテムでコーディネートしたほうがスタイルは良く見えます。
ワイドパンツやスカンチョのようなふわっとシルエットのものには、思い切って流行のオフショルダーのトップスを合わせるとか。
肩の出方はデザインによって控えめなものもあるし、日焼けや首回りの開きが気になるようでしたら、カーディガンとかを羽織っておくと冷房対策にも、日焼け予防にもなります。
上半身が豊かな人は、今年の流行のもののシャツブラウス系の多くに丸襟で首の開きが狭いものもあるので、それより少し首の開きが広くすっきりとしたデザインのもののほうがベター。
デザイン的にはシンプルなものがよく店頭には見られるのでボトムには今年の流行のバイカラーデニム(2色位色が違うものがポケットや足のデザインに切り替えデザインがあるようなもの)シンプルなシャツに大人のおしゃれ感がでて引きしまります。
また今年はノースリーブのものも多く出ていますが、腕や足は自分が一番気になる太さのところで色が目立つとか切り替えがないほうがカバーできるので、ノースリーブよりフレンチスリーブのほうが、腕がほっそり見えます。
ただ、腕の太さも人それぞれに違うので、色んな袖の形のものを試着してどのラインが、腕がきれいに見えるか、鏡の前で試してみてくださいね。
気になるところをカバーしながらちょっとおしゃれに、今年の夏の装いも楽しんでいきましょう。
(斉藤 典子/ビジュアルブランディングプロデューサー)
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