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就職留年のメリット・デメリットを考える前にやるべき行動とは?

JIJICO / 2016年9月10日 9時0分

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就職留年のメリット・デメリットを考える前にやるべき行動とは?

就職留年のメリット・デメリットは?

最近は、就活生にとって売手市場と呼ばれる就職状況です。
そして、志望している企業や業種に行けないときには、どのようは判断をすればいいのか毎年のように話題になっています。

一般的に就職留年のメリット・デメリットは、次のようなことが言われています。
メリットは、志望企業や業種に再チャレンジが出来る。自分のしたいことが何かを見極め、志望することが出来る。
また、インターンシップや前年の経験が活きることがあるというところです。

デメリットは、その年の経済状態によって採用の傾向が変化するため、来年の就職状況が見えないこと。
第2新卒では、なぜ留年したのか明確に理由を示さなければ、マイナス点として捉えられるケースもあります。
留年という時間を確保するために学費の支払いが必要となってきます。

就職留年のメリット・デメリットを考える前にやるべきこと

しかし就活生にとって、就職留年を選ぶことのメリットやデメリットを考えることよりも、どの企業に就職するとかどの業種に就職するかといったことを重要視することが本当に大切なのかどうか考えてみてはいかがでしょうか?

就職活動はこうあるべき、という意識のちゃぶ台返しをしてみてはいかがでしょうか?
就活生は何に囚われているのでしょうか。
目先の損得で就職先を考えたり、面接のやり方が分かれば自分も出来ると思ったり、同じように活動する就活生の動きが気になったり。
就職活動をどうにかする、という狭い範囲で考えるのではなく、自分が将来どのような人間になっていきたいのか。
それぐらい大局的な観点から就職というものを考えてもらい、小手先ではない就職活動を行ってもらいたいと思います。

就職活動前からやるべき二つの行動

就職活動が始まる前から出来ることで、就職活動に役立つ2つのヒントを挙げます。
1、自ら動き気づきを得る経験を大量に行う。
本やネットで知識として得られる情報だけでは生きた情報と言えません。実際に自ら動くということを大量に行うことで得られる経験によって、多くのことに気づき、あなたの人間の幅を広くしていくでしょう。それと同時に、経験は活きた情報にも変わっていきます。

2、「これはどうなんだ?」という問いかけを常に行う。
一次情報から二次情報、三次、四次となるごとに情報は曖昧になってきます。
人の意見、思想が入り込んできます。
「これはどうなんだ?」と問いかけることにより、真実に近づいていくことができます。
また、思い込みから抜け出すにも同じような問いかけが有効です。
問いかけは周りに対してだけではなく、自分自身に向けると自分勝手な思い込みから抜け出すことができます。

この2点を普段から意識して行動するだけで、就職活動を迎えるとき些細な現象に惑わされることなく、有効な就職活動につながっていきます。

私の個人的な考えですが、自らが考えていいなと思うところがある企業ならば、そこで働いてみるのがいいのではないでしょうか。
いくら考えても行動に移さなければ分からないことが多いです。
いい会社だと思っても、嫌な上司に当たれば嫌な会社になるし、嫌な会社だと思っていてもいい上司がいればいい会社になる。そんなものです。

出会いには必然という考え方もありますが、そう考えて行動するとどうしても肩に力が入ってしまい、行動の幅を狭くしたり、気づくことが限定的で周りが見えなくなることがあります。
出会いは偶然の重なり合い。重なりに気づけるかどうかが大切ではないかと思います。

経験から気づくことは、大切な財産です。これは必ず就職活動にも役立ってきます。

(木村 文俊/大学生塾 理事長)

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