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イクメンの子どもは肥満になりにくいという研究結果が意味するもの

JIJICO / 2017年7月16日 9時0分

イクメンの子どもは肥満になりにくいという研究結果が意味するもの

イクメンの子どもは肥満になりにくいという研究結果が意味するもの

イクメンの子どもは肥満になりにくい!?

小児肥満が問題になっている米国で、ジョンズ・ホプキンス公衆衛生大学のチームが、「イクメン」に育てられた子どもほど肥満になりにくいという研究を纏めたそうです。
ちなみに、うちの中2になる長男はきちんと父の後を継ぎ、丸まると太りあがってくれております。という事は、私は「イクメン」ではない。という事になります…。

つだ家の事はさておき、主な理由としては 父親が子どもを散歩や遊びに連れ出したり、入浴や着替えを手伝って一緒に体を動かしたりすることが、子どもの健康に非常にいい影響を与えているようだと言っています。

子どもの成長や健康に関心を持つことが重要

またこの研究の信憑性は分かりませんが、要はイクメンと言うより父親が我が子の成長・健康にどれほど関心があるか?だと私は思います。

・子どもと外で遊んだりする事で、子どもの成長を感じるだけではなく把握する。
・子どもの食生活(食事やおやつ等)に関心を持つ事で、自然と栄養管理(制限)を行うことになる。
・子どもとお風呂に入る事で、自然に子どものスタイルの変化を確認できる。

など、母親的視点と父親的視点のダブルで、日々の子ども達の成長・変化に関心を持ち、日々管理や指導をしていく事が、子どもの健康に繋がり、それが結果的に肥満の低下にも繋がっていくのだと思います。これは、子どもが幼い時にはとても重要だと私も思います。

子どもが成長しても愛情を伝え続けることが大切

その後、年令が上がって行く時にイクメンとしてやるべき事は子どもに愛情がきちんと伝わっているか?だと 思います。

大好きな母親と父親から愛情を貰い「自分は愛されている」と感じている子どもは、必ず「自分を大切に」し、心身共に安定していきます。そうなると、おやつのセーブも野菜を食べろという指示も、「大切に思ってくれているから」と素直に守る事も多くなり、自主的に食べ過ぎを押さえたりと、健全育成を自分自身で行っていきます。

真のイクメンとは、食器洗いや洗濯の家事を手伝うから良い、PTAに参加するから良い、子どもと一緒に寝るから良い、単にこういった事ではなく、時間が無くても、子どもにきちんと「俺はお前を愛している!」を伝えられる父親の事をさすのでは無いでしょうか?

そうすれば必ず子どもは、自分を大切にしていき、健康・肥満だけでなく、学業やスポーツも 自分で向上させていってくれる!と…忙しく一般的なイクメンとはほど遠い私は信じています。

それと、丸まる太りあげた長男を愛していない訳ではありませんよ。「糖尿病にならない程度に美味しい物をお腹いっぱい食べながら人生を楽しみたい」という彼の今の夢を父親として精一杯応援しています。

(つだ つよし。/心理カウンセラー)

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