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「親の代理婚活」を考える!増加の理由や落とし穴は?

JIJICO / 2018年1月22日 7時30分

「親の代理婚活」を考える!増加の理由や落とし穴は?

「親の代理婚活」を考える!増加の理由や落とし穴は?


最近親の「代理婚活」が世間で話題になっていますが、私の運営する結婚相談所「フォローウィンド」にもここ数年前より親御さんからの問い合わせが増えています。親も婚活をする時代と実感しています。

親の婚活も増え、子供の結婚に繋がる選択肢が増える事はとても良い事と思っています。大きくとらえれば少子化の歯止めにも貢献するのです。この状況はさらに続くと予想します。

「親の代理婚活」が増える理由は何?ポイントは2つ

「人とのつながりが気薄になった今だから」

昔は人との関係性が深く、年頃になるとご近所や、知人や周りからもお相手を紹介されるなど自然にお世話をしてくれる土壌が日本にはありました。

その後、個人の価値観を尊重する時代となり、個の尊重とともに人とのつながりも気薄になってしまったのですが、そんな今「現代版のお見合い結婚」が注目される中にあって、あてにならない他人様に期待するより親自身が子供の結婚相手探しに乗り出す事は、当然の流れではないかと思っています。

「コンプライアンス問題」

結婚相手の一番の出会いのチャンスの場所は職場でした。しかし現代では男女の社内恋愛を企業の「コンプライアンス」が遮る事にもなっています。男性から女性への恋のアプローチを嫌だと感じれば「セクハラ」扱いされる時代です。上司からですと「パワハラ」と言われます。社内でのお付き合いに躊躇してしまうのは当然ですね。

今や職場の女性との出会いにはリスクが伴うのです。子供が結婚相手を見つける出会いの機会が少なくなるのであれば、それでは!と言って、出会いを親が作る動きが出る事は当然の流れなのです。

「親の代理婚活」特有の落とし穴に注意!

「実は親の方が子供の事を分かっていない」

私の経験上でお話しすれば、「子供の性格を一番分理解している親が選ぶ結婚相手の方が間違いは無い」と思っている親御さんが実は多いのです。大きな勘違をしているのです。

成人した子供の事を一番知らないのは、実は親の方なのです。知っていると思い込んでいるのは幼い時代の子供です。親は大人になった子供の結婚観など何も知らないのです。

その点ではプロの結婚相談所は、会員の過去を全く知らないところからのスタートです。その為、過去の事より今後の結婚に向けて、会員の今の思いや、結婚条件に特化し結婚に一番近い方法を選択していきます。第三者の目で私情を挟まず冷静に結婚へ導くのです。ここが親の代理婚活との大きな違いです。

「親の代理婚活は、子供の為だけの結婚相談所になる事が重要」

親の代理婚活で成果を上げるには、親御さんが親の立ち位置ではなく「相談所の仲人としての役割に集中する事です」。結婚を最終的に決めるのは子供自身です。

親が選んだ相手とお見合いをしても、結婚を決断するのは子供自身です。結婚はあくまで子供自身の問題です。結婚相手を親が勝手に決めるものではありません。

それに子供が全て親にゆだねてしまう事もいけません。そこを親の代理婚活ではしっかりと親子で認識し合う事が大事です。

これからの時代、結婚のためには出会えるチャンスは幾つあっても良い

結婚相手を自分で見つける事が難しい時代となりました。「ご縁は待つものから、ご縁を勝ち取る時代になりました」。

意識して出会いを作るのです。たとえそれが親の代理婚活でもです。「出会えるチャンスは幾通りあっても良い!」これが結婚に近づく最大の方法なのです。

お見合いは最も確率の高い結婚(成婚)の為のシステムです。結婚相談所「フォローウィンド」はパートナーを探す方のお役に立ちます。

(山崎 雅夫/仲人)

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